あの人があなたを助ける理由【前世の歴史に学ぶ旅】

霊視×経営コンサルティングの桜賀和愛美です。
いつもご覧くださいまして、本当にありがとうございます。

今回のテーマは
「あの人があなたを助ける理由」です。

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人が助けてくださる事が多いんです。
人のご縁だけはあるんです。

人に恵まれている。人に助けてもらえる。
何かしようとした時、ピンチの時、手が差し伸べられる。
そのからくりを、目に見えない世界から見ると…？

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あなたは、何かしようとした時、ピンチの時、
あなたのために駆け付けてくれる人がいますか？

あなたが何かしようとした時に、人が集まる。
一緒にやりたいと言ってくれる。
協力したいと申し出てくれる。

また、ピンチの時、手を差し伸べてくれる方がいますか？

鑑定に来られる方の中には、少なくない人数の経営者の方が

「人のご縁に恵まれているんです」
「協力してくれる人が必ず出てくるんです」

と、言われます。
その方々の共通点。

現実世界ですと、感謝が常にできています。
社員、家族、協力会社を始め、出会う人に感謝をしています。
そして、人を大切にしています。

その方が人に与えているからこそ、倍になって返ってきているのですが、
前世での共通点もあります。それは、

前世でその人達を逆に救ってきた。という共通点。

前世で助けてもらったから、今世で恩返しをしてくれる。

別に前世で約束してきたわけではありません。が、彼らは
恩を返すことを1つ、目的にして転生しています。

凄いですよね。
時を超え、受けた恩を返す。

あなたが恩を返したいと思う時というのは、どういう時でしょうか？
大小さまざまありますよね。
けれど、転生してまで返したい恩とは…？
よっぽどの事です。

彼らに前世、何があったのでしょうか？
その一例をお話ししたいと思います。

＝

極寒の地。
息も凍る北欧の山奥。

見渡す限り白い雪と氷に覆われた大地。
厳しい冬が長く続くここには、
あまりに厳しすぎて都市や王都などもなく、
古くから住む原住民のみが、
今日の糧を狩りながら、慎ましやかに暮らしていました。

この人間が生きる土地で最も厳しいのではないだろうかと思われる
この大地で、凛と遠くを見据えるものは、人間と、狼と、冬将軍くらいなものだ。

原住民は狼を崇拝し、狼と共に暮らしていた。
彼らは、まるで狼のように強い者、頭が良い者をリーダーとし、
自然と共存していた。

その、何代目かのリーダーである男が、今回のご相談者様の前世です。

寡黙なのですが、ユーモアもあれば、情に厚い。
かと言って、情で全てを決めるわけではなく、
冷静にチームを俯瞰して見る事ができる方でした。

一人一人、本当に細かい所までよく見ています。

体調
氣分
欲求
得意
不得意
好み
可能性

彼は人を育てる事も上手く、細やかだったので、
仲間内から大変信頼されていました。
この力は転生してなお、ご相談者様に備わっております。

ところがある時、チームを揺るがす事件が起きます。

彼が、拾い物をしました。
その拾い物は、少年。

海賊船から逃げ出してきた、少年だったのです。

このままでは死んでしまうと、彼はアジトへ連れて行くのですが、
当時バイキングは大変うとまれており、誰一人少年を快く思う者は
いませんでした。

少年の体が回復してからも連日行われる会議。

少年にいじわるする人間も1人や2人ではありません。

そんな中、リーダーであるご相談者様は少年との時間を少しだけ、
皆に分からないように多く取り、コミュニケーションを取りつつ、
考えた末、

「この少年をこのチームに入れる。今日からこの少年は自分たちの兄弟だ」

と、迎え入れました。

リーダーの意見は絶対。
そして、全員リーダーがこの中で一番頭が良く、先見の明があり、
自分たちの事を最も考えてくれている存在だと熟知していたために、
しぶしぶではありますが、同意してくれました。

そこから、少年の教育が始まりました。
少年は海賊船で碌な教育を受けておらず、ほとんど1から、
それこそ口の利き方から…、男社会の教育法ではありましたが、
教え込んでいきました。

少年は、メキメキと頭角を現していきました。

数年後の話しをしてしまいますと、なんとこの少年。
大人になった時、このチームのリーダーとなるのです。

死にそうになっていところを、助けてもらった。
良きる場所、知識を与えてくれた。

少年は大層恩義を感じたのですが…。

実はこの話しは、また更に前世に遡らねばなりません。

この少年がインドで貴族の富豪として生きていた時、
ご相談者様であるリーダーは出会っていました。

その時に、ご相談者様はこのインドの富豪に助けられているのです。

ご相談者様はその当時女性。男尊女卑がいっそう激しい時代に、
女ばかりで起業をした時。
役人やまわりの人間を黙らせ、護るように囲ってくれた人。

それが、この北欧時代の少年だったのです。

＝

頭が少し混乱しますよね。

ご相談者様の近い前世は北欧。その前がインド。
インドで助けてくれた富豪は、転生後バイキングの乗組員にさせられた少年で、
瀕死の状態で陸に逃げたところを、インドで前世助けた元女性である、ご相談者様の前世、
男性リーダーが助けた。というかたち。

今世では助けたのですが、
前世では助けられていたのです。

人のご縁とは不思議なもので、前世とても仲が良くて、ドラマのような人生を送ったとしても、
来世には一度も会わないで終わったり、
前世そんなに仲良くない、または、不仲だった者同士が、何度も会ったり…。
縁をわざわざ地球上で切るために会う設定をしてきている人もいます。

前世で助けられた人が、
来世で助ける人になったり、

前世で助けた人が、
来世で助けられる人になったり。

因果応報という言葉がありますが、
原因と結果の法則は、前世と今世の間でもあります。

もちろん、前世の因果関係だけで今が出来上がっているわけではないので、
見えない世界の話しだけだと片手落ちになります。

見える世界と見えない世界。どちらも、原因と結果の法則に則っており、
火のない所に煙は立たないようになっているのです。

何故あの人が不幸で、
何故あの人が幸運なのか？

行いを見ていれば運が見えてきます。
そして、前世が見えてきます。

今不運だと感じる方は、行いを変えてみてください。
幸運な方の真似をしてみてください。

今、人に恵まれていると感じている方は、
人からの恩返しを快く、受け取ってください。
受け取らないと、相手の御恩返しが終わりません。

この世は循環の中にあります。
シンプルな法則性の中に人は生きています。

シンプルに、
抗わず、
流れてみてください。

きっと、見えてくるものがあります。

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