子は親の顔色を見て育つ?
こんにちは。
秋も深まり冬の足音が聞こえてきた今日この頃、わたしの地元では白鳥がちらほら渡ってきています。
と書き出しましたが、今回はこれから書く内容と全く関係ありません。
親との記憶はありますか?
どんな人で、どんなやり取りをして、どんな生活を送ったか。
父親と母親の記憶はどのくらいありますでしょうか?はたまた今現在同居しているなら、どんなやり取りをしていますか?
子どものころの話です。
今でも記憶に残って、なおかつ自分の足かせになっていることがあります。
それは、「分からないことに手を出すと怒られる」ということです。
親が知らないことをわたしがどこからか集めてきた情報をもとにやりたい事を提案すると、いつも決まって「ダメだ」と怒られていました。
おかげで、新しいことを始めるにしても、まずは親の顔色をうかがってからといった生活になってしまいました。
成人してからは、自分で仕事をし、毎月給料をもらい好きなことをできるようになりましたが、幼少期に覚えた感覚はなかなか抜けません。
新しい事を始めるたびに、「何かあったら親に怒られる」と、心にブレーキをかける性格はなかなか直りません。
そんなわたしも3人の子を持つ親になり、子どものやりたい事やってはいけない事を判断するようになりました。
赤ちゃんの頃は「小さいやってはいけない事」からはじまり、大きくなるにつれてやってはいけない事で怒ることも増えてきます。
こうやって親を見て子を見るようになって感じてきたことは、子どもを制御するのは親だけど、親の制御の采配はその親の知識によって決まるということ。
わたしが子供のころは調べるということを知らずにただ、やりたい事を願って、それを差し止められることばかりでした。
当時は今みたいに情報が簡単に入手できるような時代ではなかったのです。
こうして、子どもの成長を見て、なんでもやってみようとする姿を見て、やる前から諦める自分を見つめなおすきっかけになりました。
やる前から諦めたらだめです。
でも大人なんだから、不安ならきちんと調べて自分の責任でやるなら問題ないんだなと、思います。