人と菌と発酵と

2020年5月9日


おはようございます。5月9日土曜日、今日もradio sufi始めます。

5月9日って。。あ、そうでした。高校時代からの友達の誕生日でした、思い出しました。おめでとうございます。なんかわかる人だけ笑ってください、彼女のお話から、菌つながりで菌の話をしようかな、内輪の笑いでごめんなさい。笑

何菌か、細菌の方の菌とかです、酵母菌とかね。ウイルスと菌は別物ですから、大きさが全然違います。ウイルスはすごく細かいですよね。でも、菌はもう少し見えやすい、顕微鏡とかだったら見えやすいものになりますけども。

風邪や病氣とかになる人も、

なんかの菌にやられる人もいれば、なんかのウイルスにやられる人もいる。


これ別物ですので、その辺りは鈴木さやか先生に聞いてみてください。発酵番長です、菌のことならお任せよってことでしょうか。


菌って、カビ菌とかみんな嫌な感じで言ったり、そんな話あるけども、菌ってみんなの中にもあるし、

共生していくものです。


みんなで一緒に菌ちゃんと暮らしてるわけですよね。納豆だって、菌がなかったら発酵しないし、チーズだってそうでしょ、乳酸菌もそうですね。

いろんな種類の菌がいて、その中には私たち人間の身体に有害な菌もいるけれども、ほとんどが自分たちに有用で、一緒に生活しているっていう仲良しこよしじゃないといけないよ、みたいな感じの菌ちゃんの方が多いんじゃないかなぁと思います。

それで、うちらのパンっていうのは酵母菌、乳酸菌、そういったものがなければ膨らまないよっていうものになるんですね。菌がガスを出してくれます、そのガスが膨らんでパンが膨らんでいくんです。いろんな菌がたくさんある中で、うまく調整できると美味しいパンになったりとか、乳酸菌が増えると酸っぱいパンになっちゃうよとか、そういう菌によっていろいろあるわけです。

何で醸すかっていうのもあるわけです。リンゴで醸すのか、レーズンで醸すのか、野菜で醸すのか、ハーブで醸すのか、あの、メロンはダメなんです。タンパク質をぐちゃぐちゃにしちゃうので、パンにはメロンで発酵させた菌は使えないですね。それぞれ得意不得意菌があるみたいなんですけども。

鳥取県だったかな、さやちゃんとふたりで数年前に、研修ということでタルマーリーさんにお邪魔しました、パン屋さんです。そこは麹をあるところに置いておくんです。すごいですよ、そうするとそこに緑色とかカビが生えてくじゃないですか。その中にある降りてきた菌を、要するに浮遊している菌です。そういう菌を使って発酵させて種を作ってパンを焼くっていう、すごい完全なる自然のパンなんですね。

それで、もちろんやっぱりそういう菌をやっていくには、小麦とかも完全無農薬、無肥料で育てているっていう、こだわっているパン屋さんですね。すごくこのパン、自家製酵母をやっている人たちの中では、とても有名だと思います。そんな中でビールなんかも作ったりしているんですよね。それでビール酵母を育てる、ビール酵母がやっぱりパンをすごく膨らませてくれるということで、ビールも作っちゃったよっていうすごい方ですね。

そこですごく面白かった話があって、ゴールデンウィークもそろそろ終わりなんでしょうけども。山の中にそのお店や工房とかがあるんですけども、ゴールデンウィークでいろんな観光客の方がワーって来ると、その降りてくる菌が変わっちゃうんだって言うんですよね。

毎日見て、それをうまくパンに使おうと思ってるわけですから、目に見えてわかると。研究者ですよね。それで、たくさんお客さんが、ありがたいことなんだけど、店頭に来てくれると降りてくる菌が変わると。それで、少し休みになりましたっていってお店閉めたり、観光客も来ないよっていう時は、めちゃくちゃいい菌が降りてくるんだって。

すごい、毎日毎日そうやって菌で、

要するに私たちがいう波動、氣っていうのと、

菌はたぶん密接にすごく関係があって、

そういう氣の中で生きられる菌、優勢になる菌っていうのもやっぱりあると思うんですよね。

中富良野の醤油屋さんに聞いたんです。前の話って言ってましたけども、お味噌とか、醤油とかやっぱり醸すわけですけども、

夫婦喧嘩をしたら、いい味噌が作れない

と言っていました。

実際にうちも、さやちゃんが味噌を作って置いておくんですけども、たくさんお客さんがお店の中に来る時とか、メンバーが住み込んでいるとか、人の出入りが年によって違うんですよ、うちね。そうすると、全然美味しくないのになってみたりすることが結構今までの中であって。

それで、悪いなぁってことなのかもわからないけど、ワインとかちょっと間違って発酵しちゃったよみたいな、そういったことがあって、自然に育った何も農薬も使ってないやつ、何もしてないのにすごくシュワシュワしてた時もあれば、なんかすごくまずくなっちゃったって時もあって、それと私たちが生きている人間の動きっていうのが、すごく密接に関わってくる。

だから、その人自身の波動、氣の種類の感じと、その人に寄ってくる菌とかって、全然違ってくるんですよ。面白いもので、食べ物にそうやって変えていくと、わかりやすい。せっかくならいい菌を纏っていたいですよね。増やせるような人でいたいなと思うんですよね。

それが、氣の世界と密接していくとすると関連性は必ずありますので、心の中に恐れ・怒り・不安そういったものがある人っていうのは、いい菌を育てられないです。だから、自家製天然酵母を育てる、育てられるかどうかっていうのは心と必ず関係があります。

ほとんどの人が難しいって、失敗するっていう人も結構いるんですよ。なんか舌がピリピリするような菌になっちゃったりとか、それあんまりいい菌じゃないですね。

自家製天然酵母は、いろんな菌の調和でできてます。

どっちかが優勢になっちゃうと、なんか偏った味になっちゃったりもするので、味というか食感ですね。だからすごくデリケートなものです、で、育てていかないといけないのでね。

あるときうちの近所で、目の前の畑だったんですけど、堆肥を撒いたんですよね。農家さんの中にポンっていますから、それは仕方ないんですけども。堆肥は、発酵していれば香ばしい匂いになるんです。臭くはないんですよ、堆肥の匂いだなっていうのはあるんだけども。ちゃんと発酵した匂いっていうのは、「うぇっ」ていう匂いじゃないんですよね。

発酵の仕方間違えると、腐敗になっていくんです。


それで、その撒かれた堆肥が完全に超腐敗していた時があって、魚の腐った様な匂いと、たぶん魚骨粉が入ってたんでしょうね。もう吐き氣をもよおすぐらいの堆肥を撒かれたことがあって。「あの、農家さまぁ」みたいな、「腐敗と発酵違うってわかりますかぁ」って、町に苦情を言いそうになったぐらい、あの時は本当にノイローゼになりましたね。

だって、風に吹かれて家の中に入ってくるでしょ、タンスの中の服全てその匂いになりましたからね。もう、死ぬかと思いましたあの時は。もう本当に匂いに敏感なので。でもそれ撒いた人、結構偉い人だったから、ちょっとなかなかこうね・・・って感じで言えなかったっていうのはあったんですけど。ちょっとショックもあったんですよね。知り合いの方にはちょっと言ったけどね。農家の方には、あれはないんじゃないでしょうかと。

腐敗と発酵、菌、醸すことにはうるさいですよ、私たちもやっぱりね。あの時は本当に酷かったです。

でも、タルマーリーさんも言ってたんですけど、そうやってゴールデンウィークとか人がワーッと来て、本当に菌が使えないカビ菌になっちゃったりとかするんだそうです、人がワーッと来ちゃうと。それで、もうパン焼けなくなっちゃうわけですよね。それで、困ったなと。山あいの中にあるから、結構溜まるんだと思います。

風がそんなにビュービュー吹き曝しのところじゃなかったので。そしてそこへ台風が来て雨、嵐が来たと。台風一過って私たちすごく氣持ちがいいのをよく覚えていると思いますけども、その台風が来て、ウワァーってなって風やら雨やらで、山あいがウワァってなって、

サッと晴れた台風一過の、その日の菌は100%完璧なんだそうです。

だから汚いものというか、汚れた氣も、菌も一掃してくれるっていうのが台風の役目っていう。ほら自然災害って言うじゃないですか私たちは、でもあれは必要だから起きてるって。そういう菌とか氣の目で見ても、面で見ても、ちゃんと理にかなったことを自然はやっている。

コロナウィルスだってそうかもしれない。

じゃあ私たちの行いはというと、「うぇっ」てなる、タンスの中まで腐った魚の匂いになってしまったあの時、台風が来たんですよね。「もう神様お願い、この匂いをなんとかして」って、匂いなんて消えるわけじゃないじゃないですか、畑全面に撒かれているわけですから。まぁ、3日、4日、1週間ぐらい我慢したのかな、もう消えないんですよ。もうね、本当にもうぶち切れそうになるぐらい、頭おかしくなりそうになったぐらい、「もう匂いが消えない」ってね。

東京から友達家族が来て、嵐のように来たわけですよ、子供たち3人連れて。その時、同時に嵐も来て、あの時救われたなと思ったんですけど、雷と、雨と風とブワーンって、せっかく遊びに来たのに、臭くてごめんねっていう話で、もう子供たちの印象は、「あ、あの臭い家」って思われるだろうなっていうぐらい本当に臭かったから、もう、倒れた方がマシって思いました、何回も言うけど。

それで嵐、夜に、彼らが来た日の夜に大嵐になって、ウワーって荒れて、翌朝、台風一過になったんですよ。そしたら匂いが微塵も残ってなかったんです、おかしいでしょ、やっぱり台風のおかげで本当にそうやってグワーっと巻き取って、浄化してくれて、どっか飛ばしてくれたのかもわかんないですけど。

まだそれは畑には撒かれているはずなのに、微塵もですよ本当に、ゼロになったんです。で、その時の前にタルマーリーさんでそういうことお勉強してたので、「こういうこと」って思って、いや台風、侮れないなぁと。侮れないって言ったら自然に失礼ですよね、すごいなって思ったんです。

自然っていうのは本当に自然とできている。

これ冗談でもなんでもなくて、本当に。

なるようになっている。

人間の力なんか及ぶはずがないですよね。


日本の考え、東洋の考えとして。。ちょっと今の中国の考えは違うかな、日本人は特に自然と、神道の考え方ですよね。自然を負かそうとかいうふうには思わないのが古来からある日本人の考え方ですよね。

自然に生かされているっていう考え方が神道である、日本古来からの考え方ですね。


変な宗教の話じゃないですよ、わかる人はちゃんとわかると思いますけども。アミニズム、神羅万象に神が宿るとか、そういったことは日本人のDNAに組み込まれていると言われていますね。西洋文化が入ってきて忘れがちにはなっているけれども、災害とかドーンとかあったりすると、例えば自粛だよっていっても、ロックダウンしてないのに誰も出歩かない、ほとんどの人がね。そのぐらい感じられる人というふうに取りたいんですけども。

従順っていう言い方をする人もいるけれども、そうでもないような氣もするんですよね。日本人ってやっぱり和の人間なんですよね。ほとんどの方が軟水を飲んでますので。硬水を買って飲んでいる人はちょっと違うけれども、

軟水を飲んでいる人は、やっぱり柔らかいです。


受け入れるっていうことができるんですね。水が柔らかいということですから。だから仏教も、神道の中に仏教が入ってきたのに融合しちゃったじゃないですか、そういうことが出来ちゃうんです、喧嘩しないんですあんまり。

それで、海外行くと大体硬水です。だから、1週間も海外に行って硬水飲んでると、自分もなんか鈍感になっていきますね。鈍感なのは私にとっては生きやすくていいんですけどね。

それで菌というものを、自分の状態によって降りてくる菌、寄ってくる菌、優勢になる菌っていうのが全然違ってくるので、何か味噌とか、パンとか、そういったものを天然で発酵させて作りたいっていう人は、自分の心っていうのもすごく大事になってくるよっていうのがありますね。

醸せばいいっていう問題じゃないです。菌は1種類じゃないですから、いっぱいあります。で、私たちはそこと共生して生きているんだよっていうことも、覚えておくと面白いですね。

なんか「除菌、除菌」って言って、ウイルスもいっぱいアルコール消毒しなきゃいけないってありますけども、私あまりやってないです。すみません。手は洗いますよ、そういう強い除菌ウォッシャブルなんとかとかでは洗えません。だって「いい菌もいなくなっちゃうじゃん」って思ってて、本当ですよ。

だけど、抗生物質とかもそうですけど、あれを飲むことによって本当に自分の中にいる必要な菌まで殺しちゃいますから。そりゃ免疫どんどん落ちるから、また風邪にかかりやすくなるし、そしたらまた病院に行くから、また抗生物質飲んでって、こういう悪循環にハマっていくんですよね。

自己治癒力っていうのが人間にはちゃんと備わっています。それをしっかりと働いてもらえるように、ストレスなく、心、身体をすこやかに生きていくっていうことがすごく大事です。

ストレスが一番自己免疫力を下げていきます。


だから、

楽しく生きるっていうことは、自己免疫力を上げるっていうこと。

病氣に強くなるってことは、人に迷惑をかけないで生きていくっていうことでもありますよね。だから楽しく生きようって言うわけです。自分のためでもあるけれども、人のためにもなるわけですよ。

隣にいる人、具合悪かったら氣を遣わせるじゃないですか。氣を遣わせるということは、その人が持っている氣をもらうんです。もらったら、その人もらっちゃった、入ってきたものは必ずどこかで出させられる作用が起きますので、どこかで切り替えないとまたその人は浄化という形で、無理やり出させられるということも起きてきます。

だから、常に外に与える与えるということをしてくださいと、もう無限に与えられ続けているのが人間です。太陽とか、水、空気、もうなんでも、土、それ以上のものを見返りもなく毎日毎日、空氣なんて24時間吸わせてもらってるわけですよ。

いつもいつも与えてもらってる自然に。


そうしたら人間は何をしたらいいかっていうと、それに感謝してなにか出来ること、与えるっていう行為で返していく。そうしないと、どんどん自分の中に溜まっていくんです。循環ですから、空氣いっぱい吸ったら吐かなきゃいけないでしょ、それと同じです。そんな話もありつつ菌の話になりましたけども、面白いなって思うんです。


どんな菌と共生して生きていきたいですかね。できればいい菌がいいですよね。自分たちにとってね。まぁ悪い、自分たちにとって有用じゃない菌だって、自然界の中ではめちゃくちゃ役に立ってるわけで、無駄な菌なんかひとつもいないわけですよ。

時に人間に害を及ぼすかもしれないけど、人間が基準じゃないでしょ、この地球はね。自然が基準ですから、人間なんか後から出てきたものですから、勝手なことを言っちゃあいけないですよねって思うわけですよ。

まぁ、西洋でいうと自然に対しては征服する、自然はこっちの手で操るっていうのが西洋の考え方ですね。それで、いろんなこと開発するわけじゃないですか、農薬だとかね、いやいやいや、そんなことしなくたって、ちゃんと調和取れるようにうちらが、人間が頑張ればいいわけなんですけども、なんか、

力で征服するっていうやり方が海外のやり方ですね。


それを日本も取り入れてしまってるので、

多くの人たちが、

自然に感謝するっていうことを忘れちゃっている。


自然という中には菌もあるし、ウイルスもあるし。嫌のもの、嫌なこと、嫌な人にこそ感謝するっていうことができるようになったら、何にも変なこと起きないんですよね。もう全部自分の学びに変わって、自己成長に変わってしまうので、「はいオッケー」っていう感じですよ、本当に。「あぁ、楽しい」みたいな。そういう感じになれたらいいなと思うんですけども、なかなか難しいんでしょうか。

いろんなことに、

特に嫌な目にあったとか、嫌なこと、嫌な人、苦手な人にこそ、

感謝出来るようになったら成長が早いんです。


結果を急ぐのが現代人じゃないですか、だったらそういうものをガッツリ勉強したらいいと思いますよね。今の時代だったらコロナなんでしょ、きっと。私コロナちゃんって呼んでますけどね、いや、呼んでないけどね。笑

何か意味があるからちゃんとそういうことが起きている。そういうふうにコロナにも感謝するっていう氣持ちでいると、その人、その感謝した人の人生が変わります。

物の見方が変わりますので。

物の見方が変われば、思考が変わるじゃないですか、思考が変われば言葉が変わって、言葉が変われば行動が変わる、運が変わっていくっていうことです。引き寄せてくるもの、引き寄せられるものも、情報も変わってきます、いいことばっかりなんですよ。

感謝っていう魔法のキーワードを、ぜひぜひ日々使って欲しいなと思います。

それでは、今日も良い一日を。

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