天狗が住む木
毎朝、犬の散歩と庭の草むしりのために
実家に行っているわけだが
大きな木が2本と桜の木が1本あって
そのうちシンボルツリーというか
神社だったら御神木というか
寺だからなんだろう?とにかく大きな木がある
根も張ってるし枝なんか門を超えてるし
小さい頃は上が見えないくらいに思えた
大人になった今は樹齢がある木という認識で
時々、手を幹に当ててパワーをくださいと思っている
一種の簡易的な森林浴
子どもの頃母が「あの木の上には天狗さんが住んでるからね」
どういう意味で言ったのかわからない
「大事にしてね」という意味だったのかな
今聞いても覚えてないかもしれないし聞かないでいる
今も、あの木のまわりは除草剤は使わないでって言われているから
大事にしてほしい気持ちから天狗さんが住んでいることにしたのかな
島根の母方の家のある山道で昔
「お母さんは小学校の帰りにたぬきに化かされた」と言ってたのに
最近聞いたら「そんなことは言ってない」と言うし
物忘れが激しくなったのか
子どもの頃の私を怖がらせたかったのか今はわからないし
そんな会話で神経使うのは違うと思って天狗さんの話はもう聞かない
父も言っていたか祖父母も言っていたか覚えてないけれど
その辺はファンタジーでいいかなと思ってる