所有感を満たしてくれるモノが好き
所有感を強く感じられる服。
人から「どんな基準で服を選ぶのか?」と質問された時、真っ先に思いつく答えである。
ちょっと抽象的なので少し深掘りしてみる。
私が「所有感を強く感じる」のは、服を手にした時にその服自体が持つパワーのようなものを感じられる時。
素材の良さ、洗練されたデザイン、そして作り手の想いが一着の服に凝縮されているモノ。圧倒的な存在感で重厚なオーラが漂っている。
クローゼットに並べておくだけでも、そのオーラは特別な雰囲気を放つ。ただ、自分にとってそのオーラを感じられる洋服はそう多くはない。
だからこそ、出会えた時の喜びは大きい。
私はそんな服を、10年、20年と長く愛用していきたい。時が経つごとに、その服が「自分のもの」になっていく過程に深い喜びを感じるのだ。
「この感覚どこかで感じたことがあるな」と思った。それは自分の人生に置き換えられるということ。
「自分らしさ」を大切に、力強く、そして年齢を重ねるごとに深みのある人間になっていきたい。