言葉のない世界を手に入れたい
もし近い未来、性別を気にせずに好きな服を思う存分楽しめるようになって、キラキラのアイシャドウした男の子に「ジェンダーレス、なんだそれ!」って言われる日が来たら嬉しいな、と思う。
「ジェンダーレスって言葉自体ナンセンスだよね」って言葉を目にした。
ジェンダーレスパーソナルカラー診断を提供している私は、その言葉にドキッとした。けれど、その人の言葉にじっくり耳を傾けたら、ちょっとだけ、同意するというか、同意したいなと思った。
その人が言った「ジェンダーレスなんて言葉、ナンセンスだよね」は差別的な意味じゃなくて、ジェンダーレスなんて当たり前だから、言葉にしなくてもいいよね、という意味の言葉だった。
すごくいいな、と思った。
もし性別を気にせずにおしゃれをするのが当たり前な世界なら、わざわざ「ジェンダーレスパーソナルカラー診断」と言わなくてもいい。
けれど、残念ながら今の世の中ではキラキラしたアイシャドウに文句を言う人がいて、困っている人がいるから、私はジェンダーレスという言葉を使うことで「ここはフェアな場所だよ」と旗を立てなければいけない。と私は思っている。
それ自体は悪いことだと思ってないし、恥ずかしくもない。私は言葉を作ることで線を引いているのではなくて、線に気がつく為に言葉を使っているつもりだ。
でも、私が目指す未来は、ジェンダーレスという言葉が使われなくなる未来なのかもしれない。
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