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【Albion Online】じゃがいもの収益を小麦と比較してみる【農園・ハーブ園経営】

Albion Online(アルビオンオンライン)では、自分の島を購入して、そこで農園を作り、農作物を育てて売ったり、料理に使ったりできます。

ただ毎日、農園作業や料理作業を繰り返していると、

  • 「これってどれ位利益出てるのだろうか?」

  • 「他の作物と比べたら、どっちがいいんだろう?」

と言った疑問が出てくると思います。

今回は、「じゃがいもをポテトシュナップスに加工して売った場合」、利益がどの位出るのか、小麦と比較するとどうなのか、その辺りを見て行こうと思います。

【じゃがいもの収益計算シート】

収益計算シート(Googleスプレッドシート形式)


■ 1. 収益計算の概要


【計算の対象となる農作物の構成】

島に農園が1面あり、3×3の9区画のうち、小麦を5区画、じゃがいもを4区画、栽培しています。

今回は、じゃがいもについて計算して行こうと思います。

具体的には、次のような作業の流れを対象に計算します。

  1. じゃがいもの種子を島で購入して、農園に配置。

  2. 22時間後、じゃがいもを収穫

  3. 錬金工房(ポーションの製造所)でポテトシュナップスに加工する。

  4. 市場でポテトシュナップスを売却する(売却注文に出す)。

【計算対象の作業フロー】

その他の条件としては次の通りです。

  • 島や売却の場所は、マートロックを想定しています。

  • 非プレミアムアカウントで、フォーカスポイントの使用は無しです。

ポテトシュナップスって何に使われるかと言うと、治癒ポーション(大)、エネルギーポーション(大)の製造に使われたりします。
ちなみに「シュナップス」とは、スピリッツの一種で高濃度のお酒だそうです。

ここで、種子返還率についてですが、

まず前提として、ティアが高い農作物は、名声を貯めて行かないと配置・収穫できない農作物になります。

フォーカスポイントを使わない場合、ティアが高い農作物ほど、種子返還率(種子収量)が高くなって行き、種子の値段が上がって行く傾向にあります。

ティアが高い農作物=種子返還率が高い=種子の値段が高い

また、農作物を種子返還率の小さい順に並べると次のようになります。

ニンジン(0%)<マメ<小麦(60%)<カブ
  <キャベツ<じゃがいも(86.67%)<トウモロコシ<カボチャ(93.33%)

【各農作物の種子返還率】

じゃがいも(T6)は小麦(T3)より種子返還率が高く、種子の値段が高くなります。

フォーカスポイントが使えない人は、作れる農作物の中で、種子返還率が高い、ティアの高い農作物をなるべく選んだ方が良いと、傾向的には考えられます。

ただその分、仕入れの種子の値段は上がって来るので、本当にそうなっているのか、今回合わせて確認してみようと思います。

■ 2. 収益計算シート

2.1 じゃがいもの収益計算シートの作成

収益を計算する上で、ハラタケの収益計算シートを少し変更して利用します(→詳細はこちら)。

変更点は、①輸送が無い分を省略して、②パラメータをじゃがいもに合わせて行きます。

じゃがいもの場合、

  • 種子返還率(種子収量)は86.67%。

  • 仕入れは種子1個の値段(単価)が、@14.1kシルバー(@は単価の意味です)。

  • 加工は、1個のじゃがいもに対して1個のポテトシュナップスができます。

  • じゃがいもからポテトシュナップスに加工する値段は、1個当たり@180シルバーでした。

  • ポテトシュナップスの売値は@431シルバー。
    (価格調査日は、2023/10/23 マートロック)

これらの数字を基礎データのセクションに設定しつつ、仕入れから利益までの各項目の数字を計算して行きます。

【基礎データの設定】

2.2 収益計算シートによる計算

それぞれ算出された金額を確認します。仕入れの金額が7.6kシルバー、加工代金が4.4kシルバー、売上が10.6kシルバーとなり、


【各計算結果】

利益は、-2.5kシルバーでした。
毎日、約2,500シルバーの赤字(損失)です。。

■ 3. 小麦との比較

小麦の時の収益計算では、1区画多い5区画で利益が-0.9kシルバーでしたので、ティアの高いじゃがいもで、ティアの低い小麦より大きな赤字が出ている事になります。

これは、よく言われる傾向とは逆の結果が出てしまいました。
念の為、具体的な数字と、どこかに無駄なコストが発生していないか、再度チェックを行います。

原因は、価格調査したタイミングが悪かったようで、この日はマートロックの錬金工房における加工代が大きく値上がりしていました。

加工代金に後日確認した価格(@104)を入れると、小麦よりも赤字額が小さくなりました。

【後日調べた加工代金(@104)を設定した場合の計算結果】

計算された利益の額は、-0.6kシルバー。1区画当たりで比べると、じゃがいも(-0.15k)>小麦(-0.18k)となります。
あくまで一例ですが、ティアの高いじゃがいもの方が良いという傾向は一応確認できました。

■ 4. まとめ

今回は、じゃがいもからポテトシュナップスを作って売った時の収益を計算してみました。

一般的にフォーカスポイントを使わない場合、「よりティアの高い農作物を選んだ方が良い」と考えられますが、ティアの低い小麦よりもじゃがいもの方が大きな赤字が出ていました。

原因は、加工代が高くなっていた事でした。

毎日行う作業の中でも、小さな変化に気を付けないと、結果に大きく影響する事があると言う教訓が一つ得られました。

■ 5. リンク


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