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1000日分の269稲垣吾郎。指先に王家の証。

舞台『サンソンールイ16世の首を刎ねた男』、6月27日(日)に無事大千穐楽を迎えました。

おめでとう吾郎ちゃん…!
おめでとうカンパニーの皆さん!
そしておめでとう、観劇を楽しんだ仲間たちよ…!!!!!

私は当日がっつり仕事が被っておったので、ライブ配信チケットを購入してアーカイブで堪能いたしました。
しかも連続で2回。
仕事でクタクタになって、取引先の方から「今日顔色悪かったけど大丈夫ですか?」とお気遣いメールをいただくほどヘロヘロ(申し訳ないです…)だった体にむち打ち、あの重厚な物語を暗やみの中で堪能する…
素晴らしき。

配信ではカメラのおかげで、細かい役者さんの表情もじっくりと観ることができましたし、周りにいる役者さんたち一人ひとりの表情がしっかりと映し出されていて、その場の空気を感じることができました。
「酒場でデュ・バリーはあんな表情でこっちを見てたのね」とか、「市民たちはこんな表情で処刑を見ていたのね」とか。

素晴らしい!と思ったことのひとつは、ルイ16世の所作の美しさ。
シャルルに通行証を手渡すときの手の動き、指の角度まで、その優雅さといったら!
まさに”ルイ16世”。王家の血を感じました。

年老いたシャルルが、ナポレオンと対峙したときのあの何とも言えぬ表情も素晴らしかった。
敬愛する王を「国のため」「自らの使命のため」に処刑しなければならなかったこと。
あれだけ王政を憎んだ市民により、皇帝となったナポレオンの姿は、シャルルの無念な思いを搔き立てるものだったと思います。

結局、彼の願いが叶って、死刑制度が廃止されるまでに175年もかかってしまった…
死にゆく彼は、どんな思いだったのだろう…と考えるとやるせない。

そして、やるせない思いと言えば、今回舞台で演じた皆様や、演出を務めた白井さんも然り。
配信の最後には白井さんからの熱きメッセージが流れ、また再び、この舞台を必ずやってくださることを確信しました。
そして、その時は、また台詞を諳んじることができるほどに、何度も劇場で観るのだと心に誓いました…!

それまでにめちゃめちゃフランス革命の資料改めて読み漁って、よりディープな知識ぱんぱんに仕入れて楽しもうと思います。

そして!
今週木曜日、7月1日お昼12:00からは、公演グッズの通信販売がスタート!
何はともあれ、

ぜっっっったいに、パンフレットは買ったほうがいい!

めくってすぐに、度肝抜かれますよ。マジで。
口押さえてから開いたほうがいいですよ。魂抜けますからね!

そして私の周りでは、Tシャツやトートバッグも大人気。
デザインもシックでオシャレだし、トートバッグはちょうどいいサイズ感で、マチもしっかりしてるので実用性も抜群。
お友達は「使い倒しそうだから」と2個買ってました(笑)
売り切れ次第終了なので、皆様どうぞお早めに!



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Reina Kamei
サポートありがとうございます。これからもコツコツがんばります。