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1000日分の236稲垣吾郎。暗き世界に光を見いだせ。

いよいよいよいよとここのところ毎日言っているような気もしますが、ええ、いよいよです。

明日4月23日(金)、稲垣吾郎さん主演の舞台『サンソンールイ16世の首を刎ねた男』が開幕いたします!

発表された当初はまだまだ先のお楽しみ…と思っていましたが、あれよあれよという間に前日を迎えました。
大好き極まりない時代のお話なので、まだまだ心の準備が足りません…

今回は、6月11日~13日まで福岡でも公演があり、なんとそちらが東京・大阪から続くこの舞台の千穐楽!
多分明日からずーーーーっとソワソワしていると思いますが(笑)、果たして己のハートが持つかどうか心配です。

そして、折しも明日から東京は再度緊急事態宣言が出されるとのこと。
前回の舞台『No.9ー不滅の旋律』の際は、千穐楽の翌日から緊急事態宣言が出され、できるのか?できるのか?とハラハラしておりましたが、またもやこのような事態になるとは…

感染者数が増え続ける中、東京・大阪・福岡と、感染拡大が懸念される都市での舞台公演、吾郎さんをはじめ関係者の皆様も、日々大変な努力と思いを重ねつつ、舞台に挑んでいると思います。

前回、「ああ今日も無事に幕が開き、みんなで楽しむことができた…」と、自分が観劇する回でなくても、毎日ほっと胸をなでおろす、という日々が続いていて。
改めて、「舞台は演者や関係者だけでなく、観客も共につくるもの」と強く感じました。
やる人だけでなく、観る人がいなければ、舞台は成り立たない。
全員で、「この舞台をやり遂げる」という思いで望むのだ、と。

今回もそんな気持ちで、初日から千穐楽まで、全員で無事にやり遂げたいという思いです。

さて、こちらのお二人もそんな思いを強くしていらっしゃることでしょう。
演出家の白井晃氏と、脚本家の中島かずき氏。
前回の舞台『No.9ー不滅の旋律』のお二人が再びタッグを組み、今回の舞台に挑まれています。

今回、作品について非常に読み応えのあるインタビュー記事がありましたので、ご紹介をば。

白井さんはご自分が演出した舞台を、本番もかなり頻繁にご覧になる方だと以前伺っていましたが、今回もまたじっくりとご覧になるのではないでしょうか。
以前つよぽんの舞台演出も手掛けていらっしゃいましたが、つよぽんと吾郎さんは全く異なるタイプの俳優さんだと。
つよぽんはあっちこっちにドリルでどんどん穴をあけていくタイプ、吾郎さんはゆっくり触りながら鉱脈を探り当て、それを掘ってどばーーーーっと石油が出るタイプだとか。
すっごく分かりやすい!確かに。
そして、上品で華があり、知性的で「人生の苦悩が似合う俳優」さんだ、と。大絶賛ですが本当のことですもんね!(笑)

舞台の時代背景は、フランス革命が起き、誰もが「今までよりもよい世界」を目指して明日を生きていくという頃。
それぞれが自分の思う幸せのカタチがあり、それを求めて進んでいくのだけれど、そこには誰かの血が流れてしまう時代でもあり。

世の中の価値観が変化していく今の時代にも通じるものがあるのでは…とお二人は考えていらっしゃるそう。
今まで考えたこともない困難な時代ではあるけれど。
人はこうやって苦しみながらも、生きてきたんだろう。
きっと、また明日も生きていく元気がでるはず。がんばろう。

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Reina Kamei
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