1000日分の137稲垣吾郎。誕生祭は始まったばかり。
12月13日(日)に初日を迎えた、吾郎さん主演の舞台『No.9ー不滅の旋律』。
まだ開演5日目ながら、吾郎さんのファンの方はもちろん、舞台が好きな方、ベートーヴェンが好きな方からも大絶賛だそう。
観劇後、「吾郎ちゃんのファンではなかったけれど、この舞台はとてもよかった」「素晴らしかった!」という観劇したご本人の感想の他、劇場の帰り道に「吾郎ちゃんのベートーヴェンすごくよかった!」「初めて吾郎ちゃんの舞台観たけど泣けた!」「感動した!」と皆さんが口々に言っていらっしゃるのを耳にして嬉しい…とTwitterでつぶやいていらっしゃるファンの方も。
この時期に舞台をやること、観劇に行くこと、賛否両論あるとは思いますが、幕を開けた舞台が、多くの人の心に響いていることは本当のことで。
行った方も、行けなかった方も、それぞれの思いがよい形で昇華できたらいいな、と思っております。
そして、たくさんの方が「吾郎さんがベートーヴェンにしか見えなかった。憑依しているようだった」とお話しされていて、分かる…とがくがく頷いておりました。
私も前回公演を観た際、最初は「吾郎ちゃんカッコいい♡」とかね、そりゃ多少は思いますけれどもね。
すぐに、彼が「ベートーヴェン」にしか見えなくなるんです。
そして、ベートーヴェンの愛を求め、病に悩み、もがき、苦しみ、音楽に愛される人生を共に生きているような感覚に陥るのです。
何度観ても、泣いてしまう。
映画と違って、舞台はその日その時で異なるので、何度も観る、ということが刺激的に楽しめるエンターテイメントだと思います。
今年は特に、一回一回の舞台が「できるかできないか」、ギリギリまで分からず、大変なプレッシャーと、終えた後の安堵を舞台に関わる全ての方々が感じていらっしゃるはず。
どうかこれから1月7日の千秋楽まで、無事に舞台が続きますように。
あ、それから昨日ご紹介した、ベートーヴェンに関する著書をお持ちのかげはら史帆さん、本日22時50分からのEテレにご協力されたとのこと。
番組:NHK Eテレ「クラシックTV」
~「ベートーヴェン・コンプレックス~大作曲家の功罪」
副題からして面白そう!
ベートーヴェンはまだ昨日誕生日を迎えたばかり。
まだまだ盛り上がっております。
こういういろんな番組で舞台観劇の日までどっぷりベートーヴェンに浸るのもよいのでは。年末の第九も今年はちょっと違って聴こえるかも…