1000日分の223稲垣吾郎。革命の足音が聞こえる。
早いもので、今日で2021年の3月も終わり。
明日からは新年度スタート!という方も多いようですねー。
…と他人事っぽく言ってるのは、そう、他人事だからです。
私はフリーランス、上司も同僚も部下もいないし、現在お付き合いのある取引先の方々も、あんまりそういうの関係ないところの方が多いので、Twitterやら友人からのLINEやらで「あらそういえば」という感じです。
なんかすみません。
私の関心は、もっぱら200年近く前に起きた歴史の大変動、そう、【フランス革命】でございます。
最近では美容クリニックとのコラボで『ベルサイユの医者』なるタグができておりましたが、うん、まあ…理代子先生って柔軟だよね…
そして我らが吾郎さんがフランス革命時の死刑執[行人を演じる舞台『サンソンールイ16世の首を刎ねた男』も、お稽古が始まっているそう。
共演者の方々がフランス革命について発言するたびに、いつもの羨ましさに輪をかけて
「ああっ、私もフランス革命の話がしたいっっっ!!!!!」
と身悶えております。
ちょっとおかしなハマり具合なもので。すみません。
そんな私のマニア心をくすぐるイベントが4月13日(火)からスタートするそうで!
衣服標本家の長谷川彰良さんが主宰するこちらの「ガラスのない美術館【 半・分解展 】」は、”100年前の「感動」を100年後に伝えるため”、フランス革命から第二次世界大戦の衣服を分解し、標本として展示する展覧会。
私の大好きなフランス革命時の実際の衣服を分解して分析。
革命前後に変化する衣服から、美意識の変化まで紐解く興味深い展覧会です。
会期中には、肖像画に描かれる衣服を着用したプロのヴァイオリニストとチェリストのお二人の演奏会などもあるそうです。
私は一度、「ベルサイユのばら茶会」に参加したことがあって、そこで当時の貴族の嗜みであったバロック音楽に合わせたダンスなども、プロの舞踏家の方に指導していただいて踊ったことがあるのですが、いやはやなかなかハードでして。
ドレスの下での足さばきはかなり体力的にも技術的にもハード。
しかし王の前で美しく踊ることは、貴族社会を生き延びるためには絶対的に必要なことなので、貴族たちはいかに優雅に美しく踊れるかを競ったそうです。
吾郎さん演じるサンソンは平民なので、舞踏会に出ることはなかったかもしれませんが、王の命である処刑を代々行う家のものとして、ヴェルサイユにはまったく縁のない他の平民たちとは違い、宮殿や特別な場所に足を踏み入れる機会もあったのではないでしょうか。
ルイ16世処刑の場面はさまざまな画で残っていますが、坂本眞一先生の「イノサン」に出てくるような美しい衣装を着た死刑執行人の姿はまだ見たことがありません。
吾郎さんは、どんなサンソンを演じてくれるのか、今から楽しみです。
当時の服装について実際に見られる貴重な機会ですので、ご都合のつく方はぜひぜひ【 半・分解展 】、足を運んでみてはいかがでしょうか。
【 東京展 日程 】
4 / 13(火)~ 4 / 26(月)
13:00 ~ 20:50
初日 13日のみ 17:00 開場
最終日 26日のみ 17:00 閉場
※21(水)、22(木)は19:50 閉場
【 会場 】
渋谷区文化総合センター大和田 2F
「大和田ギャラリー」
渋谷駅JR南改札西口から徒歩7分
【 入場チケット 】
前売り 2,300円 当日 3,500円
展示期間中の再入場無料 中学生以下の入場無料
ご興味のある方はコチラ↓
行ける人羨ましいっっっ