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日経新聞を読んで1/6

今日は書籍と経済の関係性についての記事を読みました。その中で、気になった一文がありました。

日本の経済力が停滞しているのは海外に比べて本を読んでいないからではないか。

これは記事の中で紹介されている京都にある大垣書店の会長の言葉で、台湾やアメリカ、ドイツなどの書店を視察して発見したそうです。

読書と経済は関わってるとなんとなく知っていましたが、海外の書籍事情は知りませんでした。経済力のある国ではどれだけ読書量に違いがあるのか気になりました。

アメリカ

「経済力のある国」からまず最初にアメリカが思い浮かびました。
一部の調査では、15歳の生徒の読書実施率が58%と報告され、大学生では4年間で400冊〜1000冊以上の本を読んでいるそうです。
また電子書籍が普及しており、多様な形での読書が可能となっていると言われています。

中国

中国もアメリカに次いで経済力がある国で思い浮かんだので調べてみました。
都市部の住民は68.5%が書籍の読書をしていました。アメリカと同様に電子書籍も年々増え、8割の人が利用したことがあるそうです。

フィンランド

読書量が多い国としてフィンランドが挙げられていました。
550万人の人口に対して、年間に6800万冊の本が図書館で貸し出され、国民一人あたりの読書量世界一で、約77%の人が1日に1時間本を読んでいるといわれるそうです。図書館の数も多く、図書館利用率も世界一だそうです。
電子書籍が普及しているアメリカ、中国に対してフィンランドでは紙面書籍が利用されていることが分かりました。

一方日本では、文化庁が2024年9月に公表した調査によれば、1か月に本を「読まない」と回答した人の割合が62.6%で1ヶ月に1.2冊読む人は27.6%でした。

3カ国と日本を比べると、大垣書店の会長が述べていたように、日本は圧倒的に他外国に比べて読書量が少ないことが分かります。
経済力が高い他の国の多くが読書率が高かったです。やっぱり経済と読書は深く関わっているのだと思いました。
一方で、韓国は読書率がワーストでした。
韓国は大学受験が厳しいことで有名ですが、読書をする人が少ないことに驚きました。

記事を読んで、調べてみて、経済でも学力でも結局は読書量よりもどんな本を読んだか、本の質なのではないかと思いました。

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