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リトルプレス『つぎはぎ』、発刊しました。(3ヶ月前に)
鮮度は落ちてしまったけれど、どこにもまとめていなかったので改めてご報告。萩に越してくる前からやってみたいと思っていたリトルプレス“つぎはぎ”を発刊しました。
つぎはぎ編集部メンバー
コアメンバー
*アスミさん:NPO萩まちじゅう博物館職員
*イシダさん:地域おこし協力隊
*コーツさん:地域おこし協力隊
そして私の4人。以前からリトルプレスを作りたい!と言っていたことが伝わって、混ぜていただけたのでした。
素人の集まりだったので、プロの目線がほしいねということで色々な方に相談させていただきました。その中で私たちが欲しているのは、"ロジカルかつ実経験のもと導いてくれる方"という話にまとまり、最終的には神戸で活動する編集ユニット『ゆぶね』のヒガシさん、ヤマモリさんに全体ディレクションにご協力いただくことになりました。
写真はどうしてもこだわりたかったので、いろいろと候補を挙げ、萩市内にとどまらず広い範囲で探していたところ、お隣町の美祢市で地域おこし協力隊をされているタニさん(@yasuhiroya3tani)の存在を知り、Instagramでアポを取りました。同様にイラストも力を入れたい部分であり、かねてからInstagramで惚れ惚れと眺めていたナオコさん(@midorikotty)にお声をかけさせていただきました。みなさん快く受け入れてくださって、本当に感謝しています。
タイトルは“つぎはぎ”
最初に決まったのは、タイトル。
それぞれが持ち寄った案の中で、『つぎはぎ』は“これからの萩”という意味や“つぎはぐ”、“次は萩へ”などいろいろなニュアンスを包括できていいね、ということで即決。そこから一応コンセプトも決めておこうということで『ひかりを集める、次へつなげる』としたのでした。ひかりというのは、萩にある(眠る)様々な魅力のこと。それらにひかりを当てられるような冊子にしていこうということです。
はじめの困難 -テーマとトーンの統一 -
そうしてタイトルもコンセプトも決まったものの、取り上げるテーマ、そのトーンを決める段階で難航。
3人とも萩には移住をしてきていて、萩が大好き。伝えたい想いや主張したいこともそれぞれあり、意見はなかなかまとまらず。。ヒガシさんの「つぎはぎってタイトルなんだから、敢えてバラバラでもいいんじゃない?」という一言でふっと空気が緩み、それもそうだね、なんてことで万事解決したのでした。
取り上げた内容
①巻頭特集 - 萩の日常をたのしむ若者 -
巻頭特集は、萩城跡の外堀沿いでフィーカを楽しむ若者の姿を演出。これは約二年前、萩の可愛らしいカフェ“パトラカフェ”の店主リエさんとその仲間たちが実際にやっていたのを再現したもの。当時、私は萩にはまだ越してきていませんでしたが、うわぁあ こんな日常があるんだ...!とドキドキしたのを覚えています。
②民泊 - 萩で民泊!-
今回は、萩市ふるさとツーリズム推進協議会さんの"萩に行きたいと思う冊子がほしい"という要望のもと、作らせていただいたので、メインテーマは民泊。ということで、民泊の受け入れ家庭さんの元へお邪魔して、取材を行いました。私が伺ったヨシダさんの取材では、小鳥のさえずりが響く、気持ちのいい農園の横でおいしいピザをいただいて終始にこにこでした。
③民泊 - 萩の田舎めし -
みんなが惹かれるのはやっぱり食だよねえ ということで、萩の田舎めしもご紹介!ここは既存のストックから、試行錯誤の末に既視感のない形を重視。地元の方も驚くようなラインナップとなっています(笑)
④週末、萩を歩く
最後は、萩のおすすめどころを紹介するコーナー。創刊号ということで、深掘りではなく萩の魅力的なスポットをさらっとご紹介。市内外の人が萩に来てみたくなったらいいねぇということで、お世話になっている素敵な萩の方々に協力を募り、取り上げさせていただきました。モデルは、萩に在住のイケメンさん。おかげさまで、このイケメンは誰なんだ...!?ととても注目していただけました。
*イラストについて
ナオコさんには、萩市街地のマップ、裏表紙、ロゴを描いていただきました。週末、萩を歩くで取り上げたスポットの方々の似顔絵は、ご本人の雰囲気が伝わる可愛らしいもの!とても嬉しかったです。そうそう、裏表紙には何を載せるべきか最後の最後まで悩んでいたのですが、齋藤さん自ら提案してくださり、大助かりでした。ロゴのイメージもぼんやりとしたイメージを形にしてくださり。あーでもないこーでもないを何回も聞いていただいて、ありがたいやら申し訳ないやら。。おかげでお気に入りの素敵なロゴになりました。
*写真について
タニさんには、表紙の写真と週末、萩を歩くの写真をお願いしました。これは一体どこなんだ?!と噂された表紙、わかった方はいるのでしょうか。こちらはぜひ、当ててみてください。笑 100枚以上あげてくださった候補写真から選ばせていただいたこちらは、創刊号にぴったりな萩のノスタルジーな雰囲気を伝える写真だと思います。メンバー全員一致で、この萩がだいすきなんです。ぜひまじまじと見て、萩の空気を感じてください。週末、萩を歩く では、おかげさまで躍動感のあるスナップ写真らしい仕上がりになりました。一日ロケハン、お疲れさまでした。
その後の困難 - 印刷 -
制作は順調(ギリギリ)と思われましたが、最後に大どんでん返しが。。思っていたような 厚手の手触りのいい紙が使えない&イメージした色に近づかない という問題です。これはもうどうしようもないね、、ということで創刊号は部数を優先、できる範囲でがんばりました。次回への最大の反省です。。
まとめ
そんなこんなで、まとめるまでに3ヶ月の時間がかかってしまいました。実は5,000部発行したつぎはぎ、まだ配布中なのです。作るのに一生懸命で、配るところの準備が不十分でした。手にとって見たいという方がいらっしゃれば、ぜひぜひご連絡ください。そして同時並行で、次号のつぎはぎも絶賛制作中です。冬にはまたみなさんのお手元に届けられるかと。いまの萩を感じていただけるよう、創刊号にも増す勢いで熱量込めていきます!どうかどうかお楽しみに。
最後に、つぎはぎ創刊号にご協力くださった萩の皆様、大事な編集部メンバーに改めて感謝申し上げます。