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日本語教師、6か月続けてみた

こんにちは。れいなです。
なんとなんと、日本語教師になってから6か月が経過しました!(8月に)

今日は簡単に、日本語教師を半年続けた感想をまとめてみたいと思います。


思ったよりも大変!でも楽しい!

私が日本語教師になったのは、人に勉強を教えるのが好きだから。
「日本語なら母語だし、教えるのも好きだし、楽勝じゃない?」
そう思って始めました。

でも、6か月経ってみて思いました。
全然楽勝じゃない!

母語だから日本語が分かるというだけで、
文法とか、物の名前の由来とか、全然分からないんですよね。
生徒に「なぜ?」と聞かれて困ることが本当に多いです。

私って日本語のこと全然知らないんだな・・・
とレッスン後に落ち込んでます(笑)

それでもやっぱり、楽しさは感じています。
私の説明を聞いて、生徒さんが「分かった!」という表情になったとき。
今まですごく時間をかけて読んでいたカタカナが、スムーズに読めるようになったとき。
「先生はすごいです!」と教え方を褒めてもらったとき。

その時の嬉しさ、楽しさ、やりがいがあるから、
私は6か月も走ってこれたんだなと思います。

生徒さんには感謝ですね。

タイムマネジメント力と体力が上がった

私はタイムマネジメントがもうそれはそれは苦手で。
余裕をもって予定を組んだり、効率的な時間の使い方をしたり、といったことが全くできないタイプです。

1日のうちに一つ予定が入っていると、その日はそれで終わり。
他の予定を掛け持ちするなんて絶対無理!と思っていました。
だって疲れるんだもん・・・

私は平日は会社員として働いています。
超激務!ということは全くないんですが、それでも仕事が終わったら疲れてしまって、終業後はぐったり、何もできずにゴロゴロ、ダラダラ。
そして気づいたら寝る時間に。

土日も、平日の疲れが抜けなくて、お昼過ぎまで寝てしまっていました。
本当に非生産的で、無駄な日々だな、と虚無感に悩まされていたんです。

でも日本語教師を始めてからは、そういった生活がガラッと変わりました。
と言うか、変えざるを得ませんでした。

教材づくり、文法の勉強、レッスンのスケジュール調整、などなど、
レッスンのために色々と準備しなくちゃで、退勤後にダラダラするヒマなんて無い!
あとちゃんと予定を組まないと、生徒さんに迷惑がかかる!

土曜もレッスンのために早く起きなくてはいけないので、
お昼過ぎまで爆睡することもなくなりました。
早く起きることで、レッスン以外の時間も有効に使えるように。

会社退勤→レッスン準備orレッスン
という流れをこなせるだけの体力もつきました。

家族も私の変化にビックリしています。
今までどんだけナマケモノだと思われていたんだ・・・

一人で戦わなくても良い

日本語教師になりたての頃、右も左も分からなかったんですが、
「とりあえずやってみよう」というマインドで、ほとんど全て我流で行っていました。

教科書選び、資料作り、教え方、全て我流。
悪く言うと「テキトー」ですね。

運が良いのか悪いのか、”我流”でも数か月はどうにかなっていました。
でも、すごく孤独で、すごく疲れる。

「問題があっても、誰にも相談できない」
「教材作りも、これで合っているのか分からない」
「て言うかみん日全課の資料を自作するって時間かかりすぎじゃない?時給いくらだよ」

そんなモヤモヤや不安が募っていっていました。

転機が訪れたのは8月のこと。

みなさまご存じitalkiで、半年以上ぶりに日本語講師の応募枠がオープンになったんです。
ほぼ毎週チェックしていて、「また今回もどうせ・・・」と思っていたのでびっくり。
そこでTwitter(X)に、「italkiがopenになってる~!」とつぶやいたら、
多くの人からいいねをいただきました。

それまではTwitterをほとんど動かしていなかったので、
こんなにも多くの人から反応をもらえるとは思っていませんでした。

このことがきっかけで、フォロワーさんも増えました。
レッスンのことで悩んだ時や、嬉しかった時、悔しかった時、それをシェアできるって嬉しいですね。

しかも皆さんお優しくて、色んなアドバイスをくださるんですよね~。
すごく心が軽くなって、別に一人で戦わなくても良いんだ、仲間って良いな~って。(小学生みたいな感想(笑))

この話はまた改めて、別の投稿にまとめようと思います。
フォロワーさん、コメントをくださる皆さんには感謝です。

文化の違いに打ちのめされてる

私は日韓ハーフなので、家庭内外でそれなりの「文化の違い」を感じてきました。なので、そういうものには慣れているつもりだったんです。

でも実際に海外の人を相手にやり取りをしてみると、
私の今まで感じてきた「文化の違い」なんか、塵みたいなものだなと。

時間にとってもルーズだったり、
マシンガントークを2時間続けたり、
話すことすべてが宗教がらみだったり・・・

正直、文化によるものなのか、個人によるものなのか、はたまたどちらも関係するのかは謎ですが、
日本ではなかなか無いな、という体験が多いですね。

毎回ビックリしてますし、すごく困ってしまうこともあるんですが、
一方で面白がっている自分もいます。
興味深い、interestingだな~って。

日本の企業でOLをしていたら得られなかった経験ですね!

とりあえず1年続けてみよう

6か月続けてみて、分かったこともたくさんありますが、
まだまだ分からないこともたくさん。

この仕事をずっとやるのか?と聞かれたら、
即答はできません。

日本語教師だけで、しかもオンラインだけで生計を立てることは、正直難しいと思います。
だからみなさんYoutubeをやったり、日本語教師をお客さんに講座を開いたりするんでしょうね。

でも、私がずっと夢見ていた
「好きな場所で、好きな時間に働く」が実現できたのは、とても嬉しいことです。

スキルを身に着けるって、人生の選択肢を増やすことなんだなあと改めて実感しています。

とりあえずは1年、走り続けてみます!


れいな

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