転職活動がスムーズに感じない理由
最初の記事で「転職活動がスムーズに進まない」と書いたので、語弊がある書き方だったと思っています。失礼しました。
バイトの面接と比べたら転職活動がスムーズではないことは周知の事実だと思いますが、なんせ私はこの年まで一度も就職活動をしていないので、基準もわからないのです。肌感では、スムーズに感じていないです。
では、エージェントさんや志望企業先の人事の方のレスポンスが遅いのかというとそういうことは一切ありません。むしろ、熱心でレスポンスは早いです。エージェントさんに関しては、私の偏見で「ただ企業と求職者を仲介してくれる」というイメージでしたが、性格やタイプを把握して一緒に内定に向けて走ってくれているのをひしひしと感じています。
今のこのご時世、面接も打ち合わせもすべてzoomなのでお会いしたことはないのですが、だからこそ、移動せずにすぐにスケジュールも組めて、その点はコロナ禍でよかったなと感じるぐらいです。(コロナが収束してもこのスタイルが主流だと思いますが)
多分スムーズに感じられない理由が「自分の考えが毎日変わるから」です。
10年事業をやってきて、意志がブレやすいと感じたことは無かったし(些細なことでは物凄いブレていたけど信念はあった)、おそらく周りからも「芯が通った人」と見られていたので、まさかこんなに自分の考えが毎日変わると思わなかった。
志望順位もすらすら言えず言葉に詰まる、ベンチャーか大手がいいのかも断言できない、一番優先にする事項は何かが確定しきれない。
これは「ただの人」だからこそ成せる業なのか?と思うと、やはり私は、肩書があったおかげで、意志が強くなっていたのかもしれないと疑ってしまいます。決定力判断力が、この1か月サボってしまったことで低下したのかもしれません。悲しい。だからこのnoteを書いているのもあります。
よく恋愛で言うところの「自分のことは自分がよくわからない」というあの現象だと思うので、人に相談もしてみるのですが、人が言うことには、各々の立場によってバイアスがかかっているのも事実です。
例えば、実際にあったことだと、母は「安定している企業の方がいいよ」と言いますし、起業家友達は「ていうか就職やめたら?」と言います。(笑)
だからこそやはり、自分の考えを研ぎ澄まし敏感に読み取るのも必要だと感じています。
軸が決まっていないことは悪いわけではないけど、それが迷いになり、面接で図らずも滲み出てしまうことになりますから、不利です。ただ、毎日移り変わるのはそれだけ新しい価値観が入っていっている証拠でもあります。世界が広がっている。これまで気にしていなかった視点が気になり始めてまた選択肢が増えたりします。本を読むと、また新たな発見も出てきます。
(これは良書でした。)
事業と同じで期限もありますので、間もなく決定しなければならないプレッシャーと、移り変わる心と戦う毎日です。そんなところかな。
そしていつも言うけど、最後は、決めた道を正解にするために努力するだけですから・・。それはどこ行っても何しても変わらないので。かっこ悪い大人には、肩書関係なくなりたくないです。「あの会社にしなきゃよかった」や「転職しなきゃよかった」などです。心配する人もいるかもしれませんが、私にとっては、今このもどかしい時間もまるっと、正解なわけです。
それは本当に思っています。なんなら在職中に、転職活動をしてみたら、色んな視野が広がって経営に活かせたかもと思うぐらい。様々な会社の様相がリアルにわかるわけですから。まあ、その当時にはその余裕がないわけですし、その気もないので、真剣にやってる今だから持てる感想ですね。
また書きます。お付き合いいただきありがとうございました。
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