親友依存からの脱却
引きこもりな私には珍しく、昨日は外食に行ってきた。中学時代からの親友が誘ってくれたから。
高級焼肉、1人あたり約9000円。働いていない身としては少し痛い金額。
私は牛角や焼肉きんぐで大満足できる女なんだけど、彼女はグルメなため、一緒に出掛けるとご飯代が高くなりがち。美味しいから良いんだけどね。
彼女とは中１から中３まで同じクラス。全５クラスある中で毎年同じクラスになれたのは、私と彼女を引き離すと、私が病みそうなことを学校側に見抜かれていたからだと思う。
そんな私たちの仲は、卒業文集に載せる作文で、お互いに相手を題材にした作文を書いたレベル。出席番号も隣(キムラとキリシマみたいな並び)だったため、作文も隣り合わせで掲載された。
高校はバラバラでちょっと疎遠になったけど、私の進学した大学へ彼女が一浪で入ってきて、仲良し復活。
私のアルバイト先に彼女も入ってきたり、2人で海外旅行に行ったり、それぞれ彼氏ができると紹介したり、人生の半分以上を共に過ごしてきた。
そんな彼女が4月から、転勤することが決まってしまった。東京と大阪なので、会えなくは無いものの、気軽に会える距離では無くなってしまう。
栄転的な転勤なので、バリキャリの彼女としては喜んでいるし、私も彼女が会社で認められていることが嬉しい。ただ、それと寂しい感情はまた別物。
彼女が居なくなってしまったら、更に土日の暇人化が加速することは想像に容易い。
人として充実した暮らしを送るためにも、新しい趣味、コミュニティ、パートナーなどなど、何かしら見つけなきゃな、と改めて決意した。
次のステージへ踏み出す親友を応援するためにも
親友依存、脱却しなきゃね。
焼肉は高いだけあって美味しかった。厚切り牛タン最高。「壺漬け〇〇」は質の良くない肉を漬けて誤魔化しているから頼まない方が良い、とグルメな彼女が言っていて、流石…と感心した。
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