私が大学時代にお付き合いをしていた、2歳年上の黄金色の肌のテニス部の彼。 出会いは私の大学の学祭。私に会いに来てくれた男の人の友達。大学の学祭っていわゆるナンパばかりで女の子に声を掛けて歩いている他大学の人がたくさんいた。彼も同じだと思った。 「お姉さん可愛い、LINE交換しようよ。」 「私以外の女の子にも言ってる人にLINEは渡しません。」 そう言った私に彼は強引にLINEの通知を見せた。 「誰とも交換してない。お姉さんにしか声かけてないよ。」 それが彼との出会い
やっぱり会うと自分の気持ちをうまく伝えられないと思ったから文章にする。会ったら気持ちが変わっちゃうて言ったけど昨日、会わなくても気持ちが変わったんだよね。やっぱり別れられないって思ったんだよね。 でも、帰ってきてって我儘聞いてもらえなかったんだ。 けじめをつけるって気持ちはすごくわかるんだけどね。君は私には他にも沢山良い人がいるって言うけど、そんなことはないよ。確かに他の人とも付き合えるし結婚できるのかもしれない。けど、それでも君と居たいし、君と結婚しようと思ってるんだよ。他
わたしの大好きな人。 短髪がよく似合う、笑顔の優しい人。 金髪にしたり黒髪にしたり、短髪にしたり長髪にしたり、気分のよく変わる人。 大学の課題は友達に見せてもらって写す。 何もない日はスロットに行って、家の近くでビリヤードをする。夜になると居酒屋に行き、帰ってきたら友人の家に行く。 この人の時間軸の中にわたしが入ることはないんだろうな。そんな彼の時間軸の中に少し入ることができたのは、飲み仲間としての呼び出しを受けた時だ。 東京と静岡という距離を電話一本「今から飲もうぜ」で
「自分」が作り上げられていく過程とは。 まず弱くて馬鹿な自分を変えたいと思ったきっかけはある人との出会いだった。 その方は私のことを知って1時間も経っていないのに、昔から支えて助けてくれていたかのように私をわかってくれる人だった。実際はスピリチュアルの力を使って亡くなった方と繋がり問題解決に導いてくれた。初めは馬鹿馬鹿しいと思った。そんな短時間で私の何が分かるのか、何を知った気になって言ってくるんだろうと思った。でも違った。 昔飼っていた猫の話、亡くなった祖母の話、その方
自分が自分でいるためにしていることを書いてみる。 具体的に何をしているんだろう。「自分」という人間が作られるまでにたくさんの人に出逢ってたくさんの経験をした。 そんな中、自分の中で「自分」という人間が自分の中で出来上がってきたのは2年前だと思う。まずはその頃の自分を振り返ってみたい。 2年と少し前の私。 大学に通いながら自分のための洋服や遊び、呑み代に使うお金のためにバイトをしていた。大学に通うといってもコロナの影響もあって授業は全部オンラインでほとんど家にいるかバイトに