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伝言ゲーム

我々はたいそうな伝言ゲームをしている。
いや、たいそうな仕事のフリをして
ただの伝言ゲームをしている。

この要素は大体の仕事に当てはまると思う。

相手が同じ会社の人でもクライアントでも
仕事の中でこの伝言ゲームが割合多くを占めているのではないだろうか。

しかしこのゲーム、不思議なことに本家くらい情報が歪むことがある。

例えば本来の伝言ゲームは、伝えられる側はヘッドフォンをして
相手の唇の動きを読まなければならない等
制限が与えられる。
その中で正確に伝えられるかがポイントだ。

リアル伝言ゲームは、そうした制限が無いにも関わらず
同じくらい情報が歪む。恐ろしい話だ。

しかしそれはなぜか。
それはリアル伝言ゲームには「個人の主観が絡みやすい」という制限があるからである。

ベーシックな思い込みはもちろんのこと、
ちょっとした保身や建前が加えられるケースが多い。

特に揉め事なんかスケボーのトリックの名前くらい捻じ曲がってることもあるというのは、皆さんも経験の上からご存知の通りだろう。

利害が絡むものは本当に要注意だ。
だから双方から話を聴かなければならない。

別に故意でなく無意識でも余裕で歪みは発生する。
普段から気をつけなければならない。

ただ、こうしたズレを利用して経済も回っているところがあるので
これはあくまで人の基本性質であり、愛すべき人間の一面だとも思う。
これが全く無かったら無かったで無機質すぎて面白くないし。

厄介事は嫌だけど、このおかげで僕にもお仕事があるようなもんなので
今日も一プロ伝言ゲームプレーヤーとして頑張ります!


以上、今回も駄文、最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

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