精神体が生命体になるということ
前に魂についてちょっと語ったのだけど、人間の精神体(精霊やら幻獣やらではなくて)って生きている時の形を取っているんですが。やっぱり生きている時より「スンッとしてる」というか、あまり感情が無いように見えるんですよね。
こちらが話しかけると応えるけれど、あっちから話しかけてこないというか。時々アクティブなのも居ますが(笑)
やっぱりそれって、時が止まっているのかなって。
魂は情報で出来ているわけですが、精神体も情報で出来ていると思うんです。電気(ペン)と水(紙)とかで。
で、一度ハイヤーセルフというか、あの世に還った人の情報だけが取り出されて、今に見えてるっていう。最初はそんな状態なのかなと。
でも交流するごとに、その更新されない情報だった彼らが、生き始めるんですよね。精神体と交流するってこういうことなのかなと。
例えば食べ物を食べて、自分の味覚を持って「おいしい」「こんな味」とか感覚の情報を彼らに伝えると、自分の人生には無かった情報が彼らに加わるわけです。
自分が得たエネルギーを彼らにもあげる、そうすると、彼らは血を得て生き出す。更新される情報、命を得るんですよね。
自分の傍に居る、好ましい精神体にはそうすればいい。生きた彼らは自分で考えたり、話しかけたりしてくれる、生命体になります。
ただ生命体ということは、「自分の思い通りにはならない」ってことなんですよね。毎日ゴハンをあげてたって、子が親の思い通りかっていうと、そうじゃないですよね。
生きてるってそういう事だと思うんです。
こんな人だと思わなかった!と言っても、それはそう。今までの彼らとは違うんだし。私も生きてて沢山変化してきたと思います。
神様みたいに使いたいのか、友人のようにまたは恋人のように人として付き合いたいのか。
これは肉体を持って生きてる人間に対しても同じことが言えますけどね。自分の世界にその人が居なくなれば、情報は更新されないので、「あの頃のまま」になります。そして忘れてしまえば「居なくなる」。
完全に忘れるのは難しいかもしれませんが。
精神体であろうが、肉体があろうが、自分の世界に居て欲しい人と、居たい。幸せな気持ちをたくさん魂に書き込んで還りたいなあ、と思う私なのでした。