目覚めが悪いのでnishikawa「ねむりの相談所」で睡眠解析してきた
最近、朝の目覚めがとても悪い。
朝、娘の泣き声で目を覚ますことが多いのだが、「は〜い、どうしたの〜?おはよう、たろー」ってテンションでは明らかになくって、「あ〜うるさ〜、あと10分」のテンションで目覚める。
しかも目が開かない。目を開けると目が痛い。起きたい、という意欲がわかない。
「ちっちゃい赤ちゃんいるんだから、仕方ないよね」と言われたらそうなのかもしれないが、娘は夜泣きをする訳ではなく、21時から7時頃まで寝っぱなしなのである。そう、私は7時間〜8時間ほど睡眠を取れている。
それなのに。全然スッキリしない。むしろ3,4時間ごとに起きてミルクをあげていた娘が新生児だった頃の方がスッキリ起きていたかもしれない。
それはなぜなんだろう。
私のねむりには明らかに問題がありそうだ。その問題はなんなんだろう。そう思って、睡眠解析をおこなっているという、ふとんの老舗ブランドのnishikawaさんに相談してきた。
睡眠解析ってどうやるの?
nishikawaのウェブサイトから相談サービスの予約して実際に店舗に赴くと、カウンセリングシートを渡されて、記入。
何時に寝て何時に起きるかだとかマットレスや枕などを何年使ってるかだとか、眠るときのエアコン有無だとか、香りはどうか、などなど。
ありのままに書いて、カウンセリングシートを店員さんにお渡しすると、「機器をお渡しして、睡眠解析をして実際にどのくらいしっかり眠れているかチェックしてみますか?」と店員さんに勧められ、機器を1,100円で貸していただくことにした。
お借りした機器は、万歩計より小さい、10円玉硬貨くらいの大きさの白い活動量計。これを一週間つけて、日中の活動量を測ったり、寝てるときの向き(仰向けとか、うつ伏せとか、横向き寝とか)を出したり、何時に眠りに入ったか、のデータを取る。そのデータを元に、問題点をあぶり出そう!というサービスだ。
ちなみに、日中の活動量は加速度センサーの値から歩数を算出することで評価され、睡眠中の動き(寝返りの回数とか寝ている向きとか)は、加速度センサーの3軸加速度の値で算出するらしい。3軸加速度なんて初めて聞いたけれど、ビルなどの建築物の傾きを調べたりするのに使われているらしい。活動量計が私の身体の動きに合わせて上向いたり下向いたり斜め向いたりするのを検知して寝返りや身体の向きを測定しているということのようだ。こんな小さい機器でそんなこと分かるなんて思いもしなかった。
めっちゃ寝れてた
一週間経って、再び店舗へ。
結論言うと、めっちゃよく寝てた。
ざっくりとまとめると、
・睡眠時間、7時間15分前後
・寝床時間、7時間30分前後
・就寝時間、23時30分前後
・起床時間、7時前後
・寝返り回数、20回前後
・仰向け50%くらい、右向き25%くらい、左向き25%くらい
・1週間に2,3日は理想的な睡眠が取れる傾向
nishikawaの店員さんも「今まで見てきたお客様の中で、一番良いですね。理想的に眠れてます」とのこと。
全然知らなかったのだが、理想の寝返り回数は、20回ほどが理想で、仰向け、横向きはバランスが取れていることが良いとされるらしい。
その点で言うと、私の睡眠はかなり良いと言えそうだ。
「睡眠の量は良いですけど、質については、分からないです。ご自身がもし眠りの質が悪いと思われているようであれば、枕やマットレスを変えることで、もっと質を上げていけると思います」と店員さん。
なるほど、ここから営業トークが繰り広げられそうだ。
どんな枕にすべき?
で、質を良くするために有効なソリューションとなりそうなのがまず枕。
これは人の首周りの曲線によって考えるべきで、nishikawaではそれを「2秒」で測れる測定器があるそうです。
枕の高さは、寝たときに、天井の斜め前くらいに目線がいくのが良い高さだそう。
枕の長さは70cmがおすすめだそうで、理由は寝返りしても枕があるから。
枕は3年くらい経つと頭の重さでくぼんでしまうから、3年に1回買い替えがおすすめだとのこと。
うーん、良いお値段するけど3年しか持たないって考えると結構懐にきますねえ。
マットレスで疲れを取る?
枕の次はマットレスについて。
nishikawaではAIRってマットレスのシリーズを展開していて(大谷翔平さんが使っているというやつ)、これはANAのアメリカ・ヨーロッパ路線のファースタクラスに導入されていたり、高級旅館の客室に採用されていたりと堂々の実績。
AIRの何が良いかというと、表面が凹凸になっていて、点と点で体を支える構造になっていること。点と点の間に隙間が生まれるから接触面の血行を妨げにくく、体圧負荷を分散するのだとか。従来の敷布団だと隙間がないために隙間なく圧迫されるため、体への負担がAIRに比べて大きいそう。
普段は布団で寝ている私にはマットレスの微妙な違いはわからないんだけれども、確かにちょうど良い硬さ/柔らかさのマットレスに支えてもらったら心地良さそうだな〜。
睡眠分析を受けて
nishikawaでの睡眠分析の結果、よく眠れてはいるものの日中の活動量が少ない、ということが判明してしまったので(いや、自分でもよく分かってたんだけど数字で証明されてしまったので)、まずは日中の活動量を増やす。
そのうえで、朝起きたときに目が痛いのってきっと寝る前のスマホだと思うので、寝る前1時間のスマホやめる。
あとは来年の引っ越しに合わせて、自分の体の形に合わせたマットレスと枕に新調する。それに向けて、まずはAI診断してもらってマットレス候補を3つまでに絞る。この3つのスモールステップから睡眠改善を目指します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?