VPSでパルワールドをやろうとした話し
いま流行りのPalworldをフレンドとやりたくて専用のサーバーを立ち上げた話し。
私のメインPCはmacで、仮想化でwindowsはあるがサーバーを立てるとなるとPCもないしレンタルが楽かなと。
なにか無料で使えるものがないか探してみてAWSも迷ったけど、googleも使ってみたいという気持ちでGCEにした。
(これが2日間の茨の道のはじまり)
やること
VPS環境を作る
steamCMDをインストールする
パルワールドをインストールする
ゲームをする
VPS環境を作る
GCEにした理由の1つが条件を満たせば無料で使えるから。
(ただし支払い用のクレカ等の登録は必要)
e2-micro VM
30GBの標準永続ディスク
リージョンは必然的に us-west1
グローバルは静的IPを予約(Palworldログイン時に使うIP)
必要か不明だがIP転送はオンにしている。
OSはとりあえずubuntuにした。
参考にさせていただいたサイト
steamCMDをインストールする
コマンドプロンプトにはアレルギーが出るぐらいの人間だがぐっとこらえて根気よくやった。
導入過程で困ったこと一覧(生暖かい目で見てください)
なんかエラーが出てるが意味がわからない(←ほんこれ全部)
作成したユーザーがsudoグループに入ってないと怒られる
作成したユーザーからrootユーザーに切り替えたいのにrootユーザーのパスワードがないため切り替えれない(sudo suだぜ)
カレントのディレクトリが分からない(pwdつかえ)
カレントのディレクトリの一覧が見たい(lsつかえ、時々ls -a)
今自分がどのユーザーでログインできているか分からない(whoami、一覧はusers)
SSHのブラウザコンソールが使いにくいのでiterm2を使いたいのにpythonをいれろと言われる(ここからまた違う話し)
pythonを丁寧に入れたのに最後のバージョンを確認してもまだ使えない(python3のパスを通せ)
などなど。思い返せばsteamCMD導入に関してはsteamCMDの公式サイトではなくこちらの方の内容が一番素直でわかりやすく結果的に一番参考になってる↓
steamCMD(参考にしなくてもいいかも)
パルワールドをインストールする
先程も書いたけど、こちらの通り
https://gamesv.mcpoteton.com/game-server/conoha-vps-palworld
注意点としてOSインストール時とは違い、皆さんユーザーを追加して作業をしていると思うが、ユーザー名が違うと参考サイトのパスも違ってくること。
私は最初steamCMDのサイトを参考にユーザー名を「steam」にしていたが、そうすると後から参考サイトのコマンドを参照するときにディレクトリ名などが/steamではなかったりするのでこの辺がめんどくさかった。
なので最初から参考サイトのユーザー名と同じ名前にしておくのが吉。
ファイアーウォールについては同様にコマンドラインからも設定したが、GCEの方でも一応設定しておいた。(どちらか一方だけでいいのか?分かる人おしえて)
tcp:22
udp:8211
ファイアーウォール参考
ゲームをする(できるとは言ってない)
はい、ここまででも1日まるっと潰れてるけどここからが大変だった。
steamCMDもインストールした、パルワールドもインストールした、で、VPSでパルワールドを立ち上げた状態で、IPアドレスを指定して専用サーバーにアクセスしてもいっこうに繋がらない。
なんで?
こういうときのエラーが返ってこないのが本当に困る。(エラーメッセージのありがたさを確認した…)
さて、結論としてはVPSでパルワールドの立ち上げコマンドを入力した後に、「killed」と表示されていることに気づいた。
または「screen is terminating」の表示。
理由はわからんがアプリケーションが落ちてるよってことらしい。
そりゃつながんねーよな。
環境は整ってるはずでアプリが落ちる原因としてはスペックかなと思って、GCEのVMの[マシンの構成]をE2standard-2に変えて再チャレンジ。
結果としてkillされなかったので繋げてみたらビンゴ。やったね。
他にもVPSでチャレンジした人が書いてたけどこの最小スペックだと厳しいみたいですね。一人でやっても体感的にメモリ8GBほしいかも。
どこかの誰かの参考になれば。
では良きパルワールドライフを。
そのほか参考にさせていただいたサイト
コマンド系参考(コマンドに慣れたと毎回思うがすぐ高い壁に当たる)
python参考(itermを使いたい人向け)
gcloudパス関連(SSH関連)