狼人間を撃つ銀の弾はない
家人が部屋書斎化計画をいきなり始めた。COVID-19(幸い軽症で済んだ)で部屋にこもっている間に、まわりのものを自分のもので固めたいと思い立ったらしい。
協力することにやぶさかではないので、件の部屋にあった私の古いウォールポケットを回収し中身を整理した。
コドモたちが生まれる前からの父からの手紙(毎年誕生日前後に図書券を送ってくれていた)に「お母さんの体調は一進一退。いっぺんによくなるような特効薬があるといいのだが」という一節があった。
これを飲めば/この方法を使えばアレルギーが/がんが/その他難病が一気に良くなるというトンデモ詐欺はこういった患者や患者の家族の心理を利用しているんだなと実感した。
ありがたいことに父も母もそんな詐欺にはひっかからなかったけど。