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#46 【気づき】「花には蝶、うんこにはハエ」

この言葉は、わたしが自分探しに迷走している時に出会った言葉で、
わたしにとっては衝撃的な言葉でした。

当時わたしは愚痴の塊で、

ー自分は正しい!周りがおかしい!!ー

と思っていたから。

なので、自分がウンコと言われた時は悲しくもあり、
でもなんとなく、認めざるを得ない部分もあっ
たと思います。

その当時を思い出して、思った事を。

■自分を変える(ウンコから花に)

いわゆる、『自分原因説』を突きつけられた当時のわたしは、

『よし、ウンコから花になるぞ!!』

と意気込んだ気がします。

何をしたか?は覚えてないですが。笑

とにかく、
ーこの環境が悪いのは自分がいけないー
と、自分を顧みるようにしたんですね。

それ自体は悪いことではなかったし、
今もその思考でいる気はしますが…

周りの環境ってなかなか変わらない。

仕事していたら、会う人はほぼ一緒だったし、
異動とかなかったら環境も一緒。

環境が変わらないとなかなか自分を保つのも難しいもので、

わたしの周りのハエはいなくなりませんでした。笑

いや、いなくなったのかもですが、
わたしがそこに気づく事はありませんでした。

■観方を変える(ハエを蝶に)

幸い今はあまり嫌な奴が周りにいないのですが、

ー今の自分なら、どうしてるだろうか?ー

と思ったときに、自分の考え方がちょっと変わってることに気づきました。

今のわたしだったら

『ハエの中の蝶の部分を探す』

な、って。

目の前のハエはハエに見えているだけで、
もしかしたら蝶の部分もあるかもしれない。

…そう思うかもしれせん。

それは、東洋哲学の基本である、

ー物事には必ず陰陽の両面あるー

ということを知ったから。

だから、ハエはハエだけではなくて、
蝶のような美しさもあると思うのです。

むしろ、ハエが蝶に見えたら万々歳。

■書くことで整理される


もちろん両方やれば良いと思いますが、
自分や環境を変えるって結構大変。

でも、思考は割とコロコロ変えられるので、わたしには合ってると感じます。

最近読んだ本にこう書いてありました。
※少し簡略化してます。

思考とは「気体」のようなもの。
浮かんでは消え、ふわふわしていて、つかまえどころがない。
(略)
考えたことを言葉にすることは、思考を「液体」化するようなものだと思う。
(略)
文章を書くことで思考は一時的に固定されて「固体」になる。

『書く仕事がしたい』佐藤友美

すごく腑に落ちる、素敵な考え方だなって思ってます。

嫌なことがあるときは、

何故それが嫌なのか?
逆にどんなだったら嬉しいのか??

など、書いていくと自分の気持ちが可視化されるのもかもしれません。

書く時のエネルギーとかもありますが、
それ書くと長くなるので…笑


ハエだと思う人のことをたくさん書いてみたら、蝶の部分も見えてくるかもしれませんね。


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