#23 【気づき】興味を持つということ。4/100
■息子との会話
息子、4歳。
テレビで地震の映像をみてから、すごく聞いてきます。
この前は「津波ってなに?」と…。
わたし自身も東日本大震災を体験はしているが、生活に大きな実害はなく。
被災地の人に比べたら大したことはないけれど、それなりに怖さや不便さを痛感したな、と思ってます。
スーパーからモノがなくなったり、
計画停電で暗い時間があったり、
エレベーターは動かなかったり。
「当たり前がどれほど有難いか」
と思い出すたびに思えます。
もちろん、それを知らない息子。
当たり前だけど、どこか楽観的。
そんなに興味もない。
そこに対して、わたしの中で何かが反応するのです。
■戦争も同じだったはず
とはいえ、わたしだって幼い頃には知らないことはたくさん。
自然災害の怖さも、多くの人が亡くなることの無念さも。
わたしは息子が笑いながら聞いてくるのを見ながら、
ーわたしもこんな風だったのかもしれないなー
と感じました。
思い出すのは、祖父母に戦争の話を聞いたとき。
学校の授業で「おじいちゃん、おばあちゃんに聞いてみよう」みたいな宿題が出た時、
仕方なく聞いてる感、満載だったと思います。
息子のように笑いながらではないけど、
「興味ない」っていうことにおいては同じ。
おじいちゃんもおばあちゃんも嫌だっただろうな…。
申し訳なく思います。
■戦争モノの映画
最近、二宮和也が『ラーゲリより愛を込めて』の宣伝でよくテレビで見かけます。
実は戦争モノどころか歴史モノの映画やドラマはめっきり苦手で、ほぼ見た事がないわたし。
しかし、息子の件があったので、少し見てみました。
すると、、、
知らねばならなち歴史上の出来事、現実。
人々の想い、信念。
ーわたしがこういうものを知らずして、息子たちに知ってほしいなんて思うのは違うなー
と感じました。
観るチャンスがあるかはわからないけど、あったら観てみようと思います。
歴史は苦手だけども。
ー興味を持って観る、聴く、学ぶー
わたしにとってキーワードとなる気もしています。
息子よ、ありがとう。