古い街が好きで、
カンボジアやタイや京都や、そんなところへ行くのだが、決まってそこはどうしようもないくらい暑い。
眩暈のするくらいの暑さの中に、
そこに住まう人の逞しさがあるように思えて、
「ああもう耐えられない」
とか思いつつも、繰り返し出かけてしまう。
カラリとした暑さもよいのだが、あのまとわりつくような熱さに、そして時折吹く風の気持ちよさに、
いっときの後悔も忘れて、
また、会いにいく。
早朝のバンコクにて
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