懐かしいアニメをYouTubeで見た♡
ネットってすごいですね。
子供のころに大好きだったアニメが
東映動画公式ページで見られるなんて。
今回は「宇宙海賊キャプテンハーロック」の配信を見つけて
驚喜!!!それは中学一年のころ。
私は松本零士のマンガの大ファンで、アニメの「宇宙戦艦ヤマト」
も好きだった。さらに、「ハーロック」というキャラクターも大好きで
それがテレビアニメになるということで、すごく楽しみだった。
それなのに塾の時間と重なってほとんど見られなかったのです。
それが年月を経て、いまぜーんぶ見られるとは!ありがとうネット社会。
で、さっそく見ました。
わあー、初見だ!面白いではないか!
やっぱりハーロックはかっこいいなあ。
オタク第一世代の青春のころを思い出すなあ。
(最近、何十年ぶりに「鬼滅の刃」にはまりました。
ハーロックは煉獄さんと同じくらい好きなんだな。煉獄さんは
おでこ丸出しのところが今まですきになったひとと違うところなのだ。)
一方、作品の密度の濃さに驚きました。
一話、一話が濃い。昔のアニメは一話のなかにテーマがあって起承転結が
しっかりあったんだなあ。
そして、テーマが健全で感動しました。
小さな約束も命を懸けて守るのだ!とか、
卑怯なふるまいを許さない!とか。
これは作り手の精神が健全でなければできないことではないか。
最近の子供向けでないアニメでは、精神的に不安定な登場人物が出てきたり
トラウマになりそうな裏切りなどで、大人の私でもつらいことがあります。
が、ハーロックは命がけで小さな子供との約束を守ろうとしている!
海賊船の乗組員のことを信頼している。
「一人一人の思いはちがっていてもいいのだ。それぞれが自分の信ずるもののために戦え」
と、心の自由を認めている。
地球では海賊としてお尋ね者なのに地球のために侵略者と戦っている。
うう・・ありがとうハーロック。
「宇宙海賊キャプテンハーロック」の舞台は、未来、人類が
あまりに豊かさを手に入れたために、危機感がなく、目先の楽しみを
追い求め無気力になってしまった時代です。
登場人物の一人の、台場正がそんな地球の本部に怒りをぶつけ
「卑怯、無責任、なまけもの!人間のクズだ!」と言います。
なにかすがすがしい感じがしました。
制作者が、「卑怯で、無責任、なまけものは、人間のクズである」
という意思を持っていなければ描けないシーンだとおもいました。
健全な思想が伝わってきて心が洗われるようでした。
この、大好きだった「キャプテンハーロック」さらに
「銀河鉄道999」の映画の公開のあと、私は高校、大学と忙しく、
アニメに はまることからは遠ざかっていました。
ところが今になって「鬼滅の刃」にはまっているのです。
「キャプテンハーロック」などにあった精神の健全さが
「鬼滅の刃」にもあるからではないか、と思うのです。
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