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「組織」より「チーム」という言葉が今求められています。

●これまでの「組織」

ピラミッド型組織

従来の企業組織の構造形態の一つであり、組織のトップ(経営者)に権利や責任を置き、命令や指示がトップダウン方式で行われます。

(メリット)
責任の所在が明確化 生産性あげやすい
(デメリット)
意思決定が遅い
自主性をうみづらい

フラット型組織

高い自立性を持って行動する組織形態を指します。
ピラミッド型組織とは異なり、階層を少なくし、組織の下層に権限を委譲することによって成り立っています。

(メリット)
中間組織がないので意思決定が速い 
(デメリット)
一人一人の能力に差があると影響をうけやすいため生産性が下がりやすい

ネットワーク型組織

ピラミッド型組織などの拘束力や命令権の強い組織に対して、特定のリーダーや上司の命令権が弱く、メンバーが自立して意思決定し相互に作用しあう組織のことを指します。
誰がその組織のメンバーなのか境界が曖昧であるという特徴があり、メンバーの主体的判断と責任が保証されています。

(メリット)
スキルや知識を身につけやすい
情報共有しやすい
(デメリット)
メンバーがばらばらに行動してしまいまとまりづらい

いかがでしょうか。

自分が組織を管理している、所属している方はどれかにあてはまっているのではないでしょうか。

●「チーム」で働く

自分の場合は「組織」という言葉に最近違和感を感じています。
「組織」というと、どうしても会社においてはピラミッド型組織が多いからです。
終身雇用という仕組みはなくなることは別のブログにおいて記載しています。

「組織」が「個」の存在を消してしまっている。

それが今まで当たり前でした。
「個」を大事にしようとするこれからの時代には合わないです。
「組織」ではなく「チーム」という言葉がこれからの集団組織を表すうえであっていると思います。

「チーム」とは

①共同で仕事をする人々の集まり、組。
②競技で戦い合う、それぞれの組。

似たような言葉として「グループ」との違いは
達成すべき共通の目的があるかどうかです。

本来の「組織」と「チーム」は同義語に近いのですが、あまりにピラミッド型組織のイメージが残っています。

「チーム」という言葉の方が、フラット型やネットワーク型の組織のイメージを強く引き継いでいると思います。

そこには「個」が尊重されています。

ただし、遊びではなく、きちんと目的を遂行するために活動する、部活動していた時もまさにチームでした。
役割は違えども、フラットな関係で何でも言い合えるそんなチームがこれから目的合わせて出来上がり、目的が達成すれば解散する。
そんな共同体が沢山できると思います。

一つの場所にずっといることはない
常に自分の成長に合わせて環境を変えていく

そこには安全、安心はないかもしれませんが、そんな変化に対応したチームがこれからの社会を牽引していくと思います。

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