真実と真理は違う
世の中には「似て非なるもの」というものがたくさん存在ます。
その中で勘違いしやすいものの一つとして、
「真実と真理」
があります。
真実と真理は異なります。少なくとも僕はそう思っています。
真実とは、人それぞれの価値観や感覚で大きく異なります。
それはなぜか。
人が物事を判断するための基準が異なるので、見える世界が全く異なります。
そのため、あなたが「間違いなく真実だ」と思ってもそれは、あなたにとっての真実であって、僕が認識している真実とは違っている可能性があるのです。
逆に真理とは、物の理の根本です。
つまりエネルギーです。宗教で言えば「神」です。絶対無二です。
様々な学問や宗教によって表現(真実)は異なりますが、
対象となっている真理は唯一つなのです。
世の中には多くの「真実」と謳うものがあります。
みなさんには、その「真実」を鵜呑みにすることなく、
別の角度からその「真実」の裏に隠された「真理」を
見抜く感覚を持ってほしいなと思います。
今は「同調圧力」によって「真実」という言葉を持って、
あなたが得た「真理」を歪めて行動しかねない場面に
出くわすこともあるでしょうが、
どうぞ恐れず、その「真理」を手放さないでください。