旅行中に使用した、海外製アプリのUIUXデザインを観察してみた。
Bonjour~~~~~ れいかぴ(@re_ka310)です。
2週間ヨーロッパを旅している私ですが、旅行中に使用している海外製アプリのUIUXを観察してみました。
使いながら、
「なんかおしゃれだな」
「なんか可愛いな」
「なんか日本と違うな」
と感じていたわけですが、その"なんか”を言語化してみようと思います!
利用ユーザーが多そうなアプリを勝手に5つ厳選し、本記事でそれぞれのアプリのUIUXを観察してみました💭👀
結論
ヨーロッパ製のアプリはTabに"ホーム"がないものが多い、またはホームがあったとしてもやたらと情報を詰め込んではいない
サービスのコアとなる機能はTabの一番左、アカウント情報はTabの一番右に位置している(日本も基本同様)
UIのパーツは角丸が多い
menuアイコンは見当たらない
イラストを採用しているものが多く、イラストにコストをかけている印象
バナー広告を入れていないものが多い
シャドウの使用頻度が少ない(情報の区別は色と線)
※今回、2週間の旅行でベトナム・フランス・ドイツ・ルクセンブルク・ベルギーで過ごす中で使用した5〜10個のアプリからの気づきなため、海外のすべてのアプリがそうであるとは限らないという点はご了承いただきたいです🙇。あくまで感想です🙏
以下で詳しくそれぞれのアプリに対する気づきを書き連ねます✍️
1. Nomad eSIM
このサービスについて
海外旅行中にスマホを使用するためには付属のSIMを現地購入し、付け替えるかWi-Fiをレンタルする必要がある(携帯会社の海外プランに加入する場合もある)。どれも少し複雑で手間を要するものだが、このサービスであれば、アプリ内で事前にその土地のプランのeSIMを購入し、現地に着いてボタン1つ押すだけでスマホを使用することができるという便利もの。
※eSIM…スマホ端末に直接埋め込まれる組み込み型のSIMカードの一種
UIについて
Cardで情報が整理されている
角の丸みが強い
使用されているイラストはそれぞれ同色の濃淡で表現されている
(+) 国を表すアイコンには国旗イラストが使用されており可愛い+情報として認識
(+) SALEプラン等を紹介するレコメンドのために設けられているサイズは小さい。ユーザーがこの情報を見たい場合は横スライドで確認することができる。
(+) ダークモードがかなりネイビーに近いのでそこまで目痛くならない
(+) キャプションでの説明エリアが小さいため読む労力が小さい
2. Nannybag
このサービスについて
サービスに登録している一般のお店(スーパーやカフェ等)に手荷物を預けることができる。基本的に6ユーロ/日。コインロッカーを探す手間が省けるので便利。
UIについて
(+) サービスコンセプトに使用されている3Dイラストが非常に可愛い
(−) イラストの雰囲気とコンセプトカラーが合っていない気がする・・・?
(−) 検索が基本的に画面下部にあるため最初視線が上から下に泳いでしまう
(−) Nannybag登録店舗を示すピンが目立たない→他情報との色・大きさにおける差別分が小さいため
3. sncfconnect
https://www.sncf-connect.com/en-en/
このサービスについて
フランス国鉄のアプリ。チケットの予約や管理・乗り換え情報・タイムスケジュールが一括で確認できる。遅延の反映もされるため便利。
UIについて
Cardで情報が整理されている
角の丸みが強い
タイトルとキャプションの強弱が強い印象→色を分けているため
(+) イラストが抽象度高めなデザイン、可愛い
(+) Tabにあるアイコンイラストがonとoffで若干切り替わるのが可愛い
(−) ダークモードでblackとwhiteのコントラストが強いため目がチカチカする
(−) 使用されている写真素材の画質がすごく悪い
4. Omio
このサービスについて
ヨーロッパの経路検索アプリ。飛行機、バス、電車、フェリー…といった複数の交通手段を一括で検索することができるため時間・料金の比較がしやすい。アプリ内でチケットの予約をすることも可能。
UIについて
(+) ディティールが細かいイラスト採用されている、可愛い
(+) 検索結果画面ではTabの切り替えで交通機関比較が可能となっており、ユーザーのニーズをとらえている印象
(+) 絞り込み:絞り込みたい要素ごとのボタンが用意されており絞り込みやすいためユーザーの絞り込み工数が低めになっている気がする、また、別画面に飛ばさず、モーダルを採用していた
(+) インプットフィールド内のテキストサイズが大きい印象。打ち込みやすい。
5. Grab
このサービスについて
東南アジアで流通しているタクシー配車アプリ。東南アジアで流しのタクシーに乗ると「ぼったくり」や「メーターを使わない」などのトラブルに遭うリスクがあるが、Grabを通すことで、乗車前に定額もしくは目安の料金が表示されるため安心。ドライバーはGrab社の審査を通過している。
UIについて
(+) 一部しか日本語対応していないが、イラストやアイコンで操作方法がなんとなく分かるのは非常にgood
(−) イラストのテイストが混在しているため不自然な印象を受ける
(−) ホームに情報を詰め込んでいる(長い)点は日本のアプリと似たものを感じる
(−) 行き先を入力する際のサジェストが多いため、1つの画面の中で情報が多く見える(最低限、入力部分が目立つようにコントラストは強くしてある)
色々文句含め、好き勝手述べさせていただきましたがいかがでしょうか?
やはり日本製のアプリより「なんか洗練されている」印象を受けるのはなぜでしょうか🤔?イラスト採用していることと色使いの良さ、英語がなんとなくかっこよく見えるから、な気がします。ご意見お待ちしてます。笑
あと、これかっこいいよ!便利だよ!という旅行中におすすめなアプリがありましたら教えてくださいー🫶💕
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