日記 2022.8.|うなぎ・水族館、友達とお茶、花火
8月にあった出来事をふりかえる。
◆うなぎ・水族館
お盆休みは私も彼もわりと暇だったので、一緒にどっかお出かけしようということになり、彼の候補は「うなぎ」、私の候補は「水族館」だったので、両方行くことにした。
まず、彼が選んでくれた高級なうなぎのお店に行った。産地の違う3種類のうなぎをひと口ずつ食べ比べできるメニューがあって、食べ比べをした後に気に入ったうなぎの鰻重を注文できる、という面白いお店だった。
メニューにそれぞれのうなぎの味の特徴が書いてあって、素人の私たちでもちゃんと味の違いが分かった。ジューシーなのもあれば、上品であっさりした味わいのものも。どれも高級なので美味しかった。
うなぎを食べたあと、水族館に向かった。夏休みなので水族館にはこどもがたくさん。久しぶりに水族館に行ったけれど、楽しかった。とくにペンギンとアザラシが可愛くてずっと見てた。
◆友だちとお茶
お盆休みに学生時代の友だちと会って、カフェでお茶をした。今も付き合いのある友だちってやっぱり自分と性格や趣味とかが似ていて居心地が良いから続いてるんだろうなと思う。
今はもちろん会社も違うし、周りの人間関係も違えば、人生の方向性だっていろんな選択肢がある。お互い独身でひとり暮らしっていうところは同じだから根本的に価値観が変わったということはまだないけれど、所属するコミュニティが違うとやっぱりちょっとは自分との違いを感じてしまうし、共通の話題も少なくなってくるな、と思ったりする。
そして、お互い口には出さないけれど、いつか結婚・子供とかのきっかけによって価値観が変わってしまって、一緒にいるのがしんどくなってしまうことを恐れているような感じがある…。もちろん、友だちのことは好きだし、大切に思っている。だけど、この年頃の女性って、嫌でも結婚や子供のこととか考えさせられる風潮があってほんとに面倒くさいなと思ってしまう。男だったらもっと楽なんだろうな。
とくに同年代の女性と話しているとつい自分と比べてしまって、勝手にしんどくなってしまうことがよくあるのだが、この日も、自分と比べてしまって少ししんどくなってしまった。
友だちから「高校時代の友だちと美術展に行った」とか「職場の女性の先輩と旅行に行った」とかいう話を聞くと、私は学生時代の友だちで繋がっている人って数人しかいないし、職場で一緒に旅行行くほど仲良い同僚もいないし、私はなんでこんなに友だちが少ないんだろう、私の人生つまんないな…とか考えてしまったりする。
仕事の話でも、友だちはデキる女な口調で話してて、実際友だちは仕事もちゃんとうまくやってて評価されてるんだろうな、とか、それに比べて私はいまだに慣れないし仕事も不安が多いな、とか思ってしまったりする。
とくに同年代の女性と話すときがいちばん刺激が強いなと感じる。おそらく自分と比べてしまいやすいから。
人と比べてしまう癖を治さない限り私は幸せになれないだろうなと思って、ネットで調べてこの本を買った。
けっこう良かった。この本では、比べてしまう心は誰でもあるものだとして、「自分にはこんな気持ちがあるんだな」と認めてその心を観察することが大事と書かれている。そのための具体的な対処法もいくつか書かれていて良書だった。これから試していきたいと思う。
◆花火
彼のひとり暮らしのマンションが花火大会の会場からけっこう近い。なので、花火大会の日は彼の家に泊まってベランダから一緒に花火を見る約束を前々からしていた。
花火大会が始まる前に、彼の家で夜ごはんを食べた。夜ごはんは、私がデパ地下で買ってきたお惣菜。
開始数分前からベランダでスタンバイしていた。そして、大きな音とともに花火が始まった。低い位置の花火は建物のかげになって見えなかったけれど、高い花火はよく見えた。ベランダから少し身を乗り出したら、隣の家の人も、まわりのマンションの人も花火を見ているのが見えた。
買っておいたアイスを彼と一緒にベランダで食べながら、ゆっくり花火を見る。
「花火って無心になって見ていられるね。」と彼が言った。本当に、飽きずにずっと見ていられた。
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こんな感じの8月だった。花火を見たのもほんとに久々だったし、やっぱりイベントとかエンタメとかって人生に必要だなと思った。コロナもそろそろなんとかなって欲しいな。
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