第29回 2級キャリアコンサルティング技能検定論述問題について

第29回の論述問題は、59歳の男性、定年後の働き方を(継続雇用で

働くか別の会社で働くか)考えたいという、典型的な事例がやっと出たとの感想です。

ですから、簡単だったと思いますが、意外に60点に満たない方が多かったようです。

それは、設問に対して何を書けばよいかの要点が押さえられていないためです。

問1は、相談者が何に悩み何を相談したいかを「簡潔に要約する力」が必要です。

問2は、自己理解、仕事理解、コミュニケーション不足に当てはめて考えていては

本質的な問題が捉えられないということです。

設問3は、どの事例でも当てはまりそうな記述になってはだめで、方策は、なぜその方策を

取ることが必要なのか、相談者が本当に取り組むことができることを具体的に記述し

論理性が必要ということです。

模擬問題にも挑戦してみてください。


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