英語が得意じゃなくても、やっぱり自分の言葉で伝える
いまキャッチコピーの勉強をしています。
こんなことを言うと「また新しい仕事はじめたの?」と言われそうですが、英語コーチとして、クライアントさんと一緒に、キャッチコピーの本を読んでいます。
Aさんは1人社長さんです。「英語で商品説明が言えるようになりたい」ができるようになり、「英語で商品説明を書いてみよう」に進みました。そこで気がついたのが、
「言う商品説明」の英語
お客様が目の前にいると、言葉以外の力で(表情、声、身ぶり手ぶり)商品への想いや熱意を伝えられるんです。人と人のコミュニケーションの魅力ですね。だから、分かりやすく相手に通じる英語は必要だけど、カンペキな英語じゃなくていいし、言葉もカンタンでシンプルがいい。
「書く商品説明」の英語
でも、読んでもらう英語は違う。文字になっていることがすべて。言葉以外の力を借りられない。だから言葉を磨いて、相手の心を動かさなくちゃ伝わらない。
「いいモノ作ってればいい」が余計に通用しづらい
そこでAさんと、「読んでもらう英語」を作るためにやったことは…
残念ながら、どちらもイマイチしっくりくる方法じゃなかったんです。
「お〜、この言葉は短いしビシッと伝わりそう」
そう思っても、その言葉をそのままAさんの商品に使えるのかといえば違和感がある。少し調整して、工夫してAさんの商品に合わせればいい、と思ってみたものの、Aさんも私もソレができない。
商品知識の不足でもないし、英語力の不足でもない (と思う…)。他人の生み出した言葉を借りてきて、表面的にちょこっと変えてしっくりくる商品説明にできない。
「この言葉いいな」って思っても、どういう背景があって、どんな想いが凝縮されて作られた言葉かわからないと、応用できない。
英語の使えるフレーズ100、みたいなテキストで勉強しても実際の英会話で思ったように使えない(泣、っていう状況によく似ている。
理由とか、仕組みとか、背景とかを理解してないと、必要な状況に合わせられないから応用できない、使えない。
そこで方向転換して、英語の前に「言葉を磨く」練習をすることに。そこでキャッチコピーの勉強を始めました。
これが大正解!
小手先の力技じゃなくて、問題の根本までさかのぼって考え直してみる。そこでAさんも私も痺れる言葉に出会いました。長いけど、そのまま引用します。
人様が作った言葉の流用がうまくいかない理由が、この言葉で全て説明されているような気がします。Aさんが忙しい毎日でも時間をやりくりして英語を学ぶワケも。わたしが経営者さん達に「自分の言葉で商品を語ってほしい」と心から思うのも、まさにコレなんです。
・大切な商品を説明する言葉を人任せにはできない
・商品の機能そのものだけじゃなくて、なぜソレを売るのかを伝えたい
・親から引き継いだ想いを伝えたい
まさに、
「あなただけが答えを見つけることができるのです」
ネット上にはたくさんの情報があるけど、翻訳ツールやA Iが「日本語→英語」を瞬時にやってのけるけど、最後の「よし、コレ。この言葉、この英語で伝えたい」って決めるのは自分。
英語が得意じゃなくても自分の言葉で、自分なりの英語で語るから価値があるんだな、と心に沁みました。
キャッチコピーの極意をつかむには、まだまだ道のりは長いけど
この言葉に励ましてもらって少しずつやっていきたい、と決意を新たにしました。
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