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札幌で英語のワークショップをやりました〜参加者の年齢層は...小学生から50代まで!!〜

こんにちは。
英語コーチの永木れいかです。

昨日、札幌で英語のワークショップをしました。オンラインでなくリアル開催。といっても参加してくれたのは、ほとんど知人ですが…リアルでの集客については、勉強が必要です。ゆっくりやっていきたいと思います。たまに連絡のある何か胡散臭いSNS集客エージェントに頼らずに。

いつもはマンツーマンでコーチングしているのですが、グループでのセミナーやワークショップも大好きです。英語を学ぶ人同士が出会う場にもなってほしいと思っています。同じ目標に向かって頑張っている人を見るとなんか嬉しくなりませんか?!

9月にはオンラインで英語のワークショップをしました。この時も今回も参加資格はナシ。誰でも大歓迎なプログラムです。

英語の学習歴も、レベルも、年齢も関係なく誰でも一緒に学べるワークショップをやりたい、と思って企画を考えました。

わたしは子ども英語教室から英語業をスタートしました。その時、教室の後ろでレッスンを見守っているお母さんが「わたしも楽しんでいます」「勉強になります」といってくれるたびに、すごく嬉しかった思い出があります。

いつか色んな人が一緒に英語を学べる、楽しめる何かをやってみたい

そんな夢がありました。

やっと最近、どうやったら「色んな人が一緒に」を叶える方法が見えてきました。まだ曖昧なソレを磨き上げるためにワークショップで実験をしながら、参加者の方から色んなことを勉強させてもらっています。感謝。

昨日は小学生1名、中学生2名、大人5名での開催でした。小中学生はお母さんに連れられてきてくれたようでしたがワークで大活躍してくれました。「若者は耳が素直!」と感心する場面があったり、恥ずかしがる子ども達を親以外の大人も温かい目で見守る、応援する場面もあったりで。大人と子どもが一緒に学ぶって最高だ、と思いました。

大人A「年のせいで単語も1回じゃ覚えられないし…」

私「(小学生に向かって)新しいこと1回で覚えられる?」

小学生「ううん」

私「年のせいじゃないみたいですね〜」

一同 笑笑笑

和やかでした。異世代との交わりって新鮮で楽しい。


ワークショップ、今回はリスニングについて。
こんなメニューでやってみました。


1)自己紹介

大人の参加者は、

Aさん:英語は何となくずーと好きなんだけど、高校卒業してから全く触れる機会がないけど、時間があるときに、お子さんの中学1〜3年の英語の教科書を見ている。

Bさん:中学までは英語が好きだったのに高校に入って全然わからなくなって、それから全くやっていない。将来的に海外からのホームステイの受け入れをしたい。

Cさん:「英語が話せたら楽しいだろうな」と思って何度も英語レッスンなどを試すけど今のところ挫折続き。でも、話せるようになりたい。

Dさん:海外ドラマにハマって、俳優さんのインタビューとかも見たりして「言っていることが理解できるようになりたい」と何年も独学で英語を勉強している。なるべくお金をかけずに勉強する、がモットー。

Eさん:飲食店をやっていて海外の常連さんに紹介されて家に遊びに行ったけど、言ってることもわからないし、お礼も言えなかった。英語を話せるようになりたいし、仕事でも必要だから英語学習中。

それぞれの英語への想いや経験を聞いて「そうだよね〜」と共感できる時間でした。「分かります」と苦労も理解できるんですよね。

2)英語が聞き取れない理由

皆さんのお悩みを聞いてみると、「速すぎて聞き取れない」「知っている単語でも音声だと分からない」など、ここでも共感の嵐。

英語が聞き取れない理由の1つとして、

英語と日本語の音の違い

母音、子音、音節とか少し難しい言葉も、問題の根っこの部分を理解するために必要だから、はしょらずに説明しました。小中学生さん達も真剣に聞いていました。専門的すぎるかな、とも思いましたが本質的なことを伝えたかったので。

結果、アンケートでも「役にたつ」と感じてくれたことがわかりました。

「音節」と回答している方が2名いました。うまく伝えられてよかった〜

3)英語耳を育てる近道

「どうやってリスニング力を鍛えるか?」という質問でも、参加者さんがたくさんのアイデアを出してくれました。

「同じものを何回も聞く」
「10分でもいいから毎日聞く」
「YouTubeの英語字幕を表示する」

効率よくリスニング力を鍛える1つの方法として、

発音に着目する

を紹介しました。

そして、4)実践:すぐできる耳育トレーニング

実際にクイズ形式で音節からのアプローチで発音を練習してみました。
ここで嬉しいことに、子どもさん達以上に大人の参加者さんが一生懸命クイズに取り組んでくれました。そんなカッコいい大人の姿を、子ども達にみてもらえて最高です。

5)Q&A 学習相談

色んなご質問をいただきました。

daughterが何度きいても耳に入ってこない。発音できない。どうやるの?

water, partyを例に出して音声変化について解説

日本人は「R」と「L」の違いが分からないから英語が聞き取れない、って聴いたことがあるけど本当ですか?

リスニングの時に脳内で起きていることを説明

最近の中学校の授業では英文の意味をとるときに、昔みたいに後ろから訳していかないで、変な日本語でもいいから前から訳を理解していくみたいです。その方がいいんですか?

はい、前からがいいです!「ツッコミ読み」をご紹介

シャドーイングっていいんですか?

やり方に注意が必要です。次のワークショップのネタになりそう!

英語を学んでいる人の質問って「何で困っているか」を知ることのできる、またとない機会なので、何でもどんどんお答えしていきました。そしたら会場の撤収時間を過ぎてしまい、スタッフさんに帰りに(優しい)注意を受けてしましました。時間管理は大切。


最後に:「楽しい」学びとは

今回のワークショップでは、いくつか改善点はあるもの「色んな人が一緒に英語を学べる、楽しめる」ができた!と感じています。ワークショップの感想でも、楽しんでくれた様子がわかりホッとしました。

「やってみたい」との言葉はやっぱり1番嬉しい。頑張れ〜

アンケートに書かれていた言葉から「楽しい」学びについて考えさせられました。「新たに」「今までにない」「少しずつ理解できる」こんな言葉から、新しく学ぶこと、知らないことに触れること、何かができるようになること、に喜びを感じてくれたんだな、と。わたし自身が大事にしている価値観を共有できたから楽しかったんだな、と思いました。

昔は「楽しい英語レッスンやろう」と考えてゲームとか、ジョークとか一緒に笑えるって「楽しみ」を求めてやっていたけど、新しいことを「自分に役にたつ」形で学べると、ソレ自体が「楽しい」体験になるんだな、と思いました。そして、その「楽しい」学びには年齢は関係ないことも。

次回のワークショップは1月を予定しています。また、札幌でのリアル開催を予定しています。オンラインでの参加を希望される方向けにzoom開催も考えています。次も、老若男女「ヘェ〜」と楽しめるプログラムを企画したいです。
ワークショプでお会いできるのを楽しみにしています。


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