マルチリンガルな日本語学習者さんがすすめる語学習得法
こんにちは。
フランスに1ヶ月滞在中の
英語コーチ/日本語教師の 永木れいか です。
趣味でフランス語を学んでいます(初級レベル)
いま、夫の海外出張に便乗して、フランスのストラスブールという都市に来ています。
いま趣味でストラスブールで日本語を学んでいる人とお会いしています。今週はエンジニアとして働く女性に会ってきました。
マチルドさんは、英語・ドイツ語・フランス語そして日本語を話すマルチリンガルです。
すごいっっ
わたしは興奮&羨望の眼差しですが、ご本人は「日本語以外は仕事で使っているから…」と。仕事で必要なら勝手に身につくよ〜、みたいなノリです。
そんなことはない…
マチルドさんが日本語に興味をもったのは「アニメ」がキッカケ。中学生の時から日本語で「アニメ」を観て日本語を少しずつ覚えた、と。
そして18歳のときに、ガールスカウトの世界大会が日本であって、初めて日本に行った。
そのときに、たくさんの親切な人に出会い。文化も食べ物もとても気に入って、フランスに帰ってきて大学に入ったときに日本語を副専攻にした。
18歳でこんな感性を持っている素敵な人です。
両親がフランス人でフランス語は家で使われている言語として自然に習得。ドイツ生まれで小さい頃はドイツで育ったからドイツ語を話せる。ボーイフレンドがアメリカ人で今は家で英語を使っているらしい。
日本語は日常的にはつかっていないけどアニメが好きだからインプットは多めらしい。そして、彼女は今、現代ギリシャ語を学び始めた。
新しい言葉を学ぶ姿勢が、とても軽やか。
しかも「できるようになるかな…」っていう語学習得に対しての不安も全然ない。うらやましいです。
で、聞いてみました。
マチルドさん、ほとんど考える時間なしに答えてくれました。
わたしも大好きな語学アプリDuolingoが出てきたから、なんか嬉しい。
やっぱ、いいよね〜Duolingo
でも、ドラマを見てからテキストをするのね… わたしが英語を身につけた感覚とは逆だ〜。面白い。
しかも、テキストは「必要なら、やるかも」か…
やっぱりマチルドさんは達人だな
そう感じた理由は、彼女の方法が外国語習得理論の観点から正しいとかじゃなくて、自分なりの哲学があるってところ。
そういう肌感覚みたいのが研ぎ澄まされている。
わたしが英語を学んでいたときは本当にあっちこっち色々やって。でも、その色々が今になって振り返ってみれば血になり肉になりしたから「無駄」はなかったと感じる。
いまフランス語をやっていると、英語の時とは違う道を進んでいる感覚がある。それは、あの頃の「わたし」と今の「わたし」は違うから当たり前。
いくら達人の方法でもマチルダ式が誰にでも通用するわけじゃない。
でも、マチルダ式をマネして
そうなる人がいたら面白い。
だからピンときたら試してみてください。
語学アプリ→ドラマで大量インプット→必要ならテキスト
これが、マルチリンガルなマチルダさんに教えてもらった外国語を学ぶ方法です。
どうぞ、皆さんの外国語学習にもお役立てください。
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