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【フランス語学習】やっぱり「音」を知るって大事。ワガママに自分の好きなように学んでもいい。

こんにちは。
英語コーチ/日本語教師/フランス語学習者(初級)
永木れいかです。

今日はnoteでお知り合いになった、同じ業界で切磋琢磨する富田さんの記事にインスパイアされて、わたしのフランス語学習について書いてみたいと思います。

富田さんは、英語教授歴20年くらい(ごめんなさい、何年でしたっけ?!)海外留学とか滞在経験も豊富で「こんな人に英語を習ったら面白いだろうな」と素直に尊敬できる人です。日本語の先生もされています。翻訳もされています。TOEIC教材の開発もされています。才女です。

富田さんは中国語を勉強されています。その学習の様子をまとめたnoteを読み、感銘を受けました。英語でも日本語でもフランス語でも何語を学ぶにもヒントになる情報のつまった記事です。

「おもしろい!」「素晴らしい!」で終わってもいいのですが、せっかくなので私も自分のフランス語学習について書いてみることにしました。何か語学学習のヒントになれば嬉しいです。



フランス語の「音」を知る

まずはフランス語の「音」を勉強しました。これは富田さんと同じです。自分が発音できるためにもですが、聞き取るためにも、「音」を学びました。

英語に比べて、フランス語はスペルと発音に一貫性があるので、(aと書いてあったら[a]と発音する。ouと書いてあったら [u]と発音する)1回覚えると、フランス語の文章を読み上げられるようになります。意味は分からないとしても…

音読をするにも「音」を1番に勉強したことは良かったと感じます。

どうやって学んだかというと、テキストについている音声をひたすらリピートしました。「覚えよう」と気負わずに、ただ繰り返して段々と染み込んでいった感じです。

正直、つまらなかったです…

これは「音」を知ることの大切さを知っていたから続けられたのかな、と思います。「なぜこの学習をやるのか」がわかっていると頑張れます。

オンラインレッスンで気をつけていること

実はオンラインレッスンは「できない自分」に向き合うのが苦しくて、あまり定期的に受けられていません…それでも受講するときは生意気にも、先生にバンバンいろんな要求を出します。少しでもオンラインレッスンへの嫌な感情を減らすように考えたコツをご紹介します。

発音の訂正は「before/after」をお願いする

オンラインレッスンで、1番はじめに困ったのが「何が悪いか分からない」状態です。どういうことかというと、発音を直される状況で

私「メルシー」

先生「Non, Merci」

私「メルスィ???」

先生「Non, Merci!」

私「メルスィィィ???」

先生「Oui」

わたしの発音の「何か」が違うようで先生が直してくれるのですが、どこが違うのかが分からない。わたしの耳には同じに聞こえるのです。

でも「Non」って言われるから、当てづっぽうに自分の中でちょっと違うバージョンの「メルスィ」をいってみる。

何回かやっていると、正しい発音ができているのか、先生が諦めたか分からないけど次に進める。でも「何が悪いか分からない」状態なのは変わらない。

理屈が説明できる成功でないと先につながらない

とにかく先に進むための練習になってるようにな気がしてた。

解決策:
わたしがどう発音しているか言ってもらう。その後に「正しい発音」をしてもらう。ビフォアー・アフターを連続して聞くことで、違いがわかることが多くなりました。

リピート練習は最低3回繰り返してもらう

簡単な挨拶、自己紹介、買い物の時に使えるやり取り、などを練習しています。まず、先生の後に続いてリピートするのですが、1回だけ声に出したくらいじゃ全然そのフランス語が口に馴染まない。

だから、先生→わたし→先生→わたし→先生→わたし、と3回リピート練習してもらっています。しつこいって思われてるかもしれないけど、3回だって全然足りないな、まだ口に馴染まないな、って表現もたくさんあります。

理想としては、声に出しているときにフランス語の文の意味が、フンワリと頭に浮かぶ感じを目指して練習しています。

相槌をシチュエーション別に教えてもらう

レッスン冒頭で「元気?」とか「昨日何した?」とかsmall talkをするのですが、先生が話したことが聞き取れることがあっても、わたし「おぅ…」って会話を鎮火させちゃう。

相槌って、文脈に紐づけて覚えないと使えるようにならないような気がしてる。たとえば、「使える相槌フレーズ30」とかを暗記しても、どの場面でどんなトーンで言えばいいか分からないと宝の持ち腐れになっちゃう。

だから、先生が何か言って返答が思いつかないときは「〇〇って言いたけど、どんな言い方がありますか?」と聞いちゃう。これをできるには言葉が通じる先生じゃないと無理なので、わたしはいつも英語が話せる先生を探して予約しています。そうすると、フランス語が思い浮かばないと、すぐに英語スイッチに切り替えちゃって良し悪しですが。

会話の流れが分断されちゃう、とか気にせずに「教えてください!」とお願いします。


なぜ文句ばかりなのにフランス語をやっているのか

こう書いてみると随分とワガママで面倒くさい受講者ですね。しかも「オンラインレッスン、気が進まない」って、いまだに感じてる。

わたしのモチベーションはDuolingoとフランスに行ったときに地元の人と談笑している姿を想像することなのです。できないことも多いけど、なんだかんだ新しい言葉を学ぶのは楽しい。


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