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「聞こえる」「読める」「書ける」英語vs「言える」英語

こんにちは。
英語コーチ/日本語教師の永木れいかです。

昨日こちらの記事で、
「読んで」わかる言葉 =「聞いて」わかる言葉、じゃないときもある、
そんなことを書きました。

字面で見るとパッと意味が頭に入ってくる言葉でも、耳で聞くと「……あ〜、アレのことね」と少々時間がかかってしまうような言葉がある。

相手に伝わりやすい言葉を心がけたら「…….」のタイムラグは減らせるだろうな、と感じました。

今日は、意味の理解じゃなくて「発音」問題。相手の分かりやすさではなく、自分にとっての伝えやすさ。逆の視点から、ことばを考えてみました。


ある日の英語コーチングセッションの冒頭で、

「れいか先生、この単語よんでもらえますか?」

そう言われてPC画面にコレが表示されました。


「テスト???」よく分からないけど、まあいいや

頭の中に「?マーク」を浮かべながら、わたしが「strategy?」と言うと

「ですよね、ですよね。言えますよね!?あ゛ーー」

と、ご乱心の様子。

いつも話の途中から会話が始まるAさん…

何があったのかな


ミーティングで「strategy」と言う場面があって

「ストレ、ストラタ、ストラテ、、、、」

って噛んじゃって、変な汗を散々かいてきたらしい。
分かりますよね。だって、strategyって言いづらいもん。

Aさんがご乱心だったのは、このstrategyを「言おう」と事前にちゃんと用意していたから。月次レポートなので、ある程度いうことが決まっているから、ちゃんと準備していたんです。

ミーティング前に、心の中で何度か通読して練習もしていた。

それなのに… ガックリ

ただ「言えない」じゃなくて「言えるはずなのに言えなかった」だから余計にグサっと刺さったみたい。

しかも、これまで何十回、何百回と出合っているじゃん。

メールに書いてあったり(読める英語)
自分もメールで使っていた(書ける英語)
誰かが会話で使うのを聞いた(聞ける英語)

使えるはずの英語

でも、確かに自分で言ったことはなかったかも…

満を持して、使ってみたら「言える英語」じゃなかった

「知っている英語」を「使える英語」にしよう!って、わたしも言ってるけど、もっと精度を高く考えなくちゃいけないな、と思いました。

どう使えるようにするの?
「聞こえる」「読める」「書ける」「言える」英語

自分に必要なカタチで「使える英語」にしていきたい。

自分に試練を課さずに、言いづらい英語は避けたらいい。Aさんの場合、

「ストレ、ストラタ、ストラテ、、、、あ、plan」

切り替えたらしい。ナイスセーブ。

相手に伝わりやすく、自分も伝えやすい言葉を探していこう!



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