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オンライン英会話に挫折する理由がすこしわかった朝

こんにちは。
英語コーチ/日本語教師の永木れいかです。

今朝7:30からフランス語のオンラインレッスンを受けました。半年前くらいに申し込みをして6回レッスンを受けたきり、ずーーーと次の予約ができずにいました。

オンラインレッスンで話すのは語学の上達に良いんだ。やるべきだ。でも、気が進まない… 「予約」ボタンを押せない…

そんなモヤモヤした気持ちがあったけど、他の日常生活のもろもろに紛れて「なぜ、こんな気持ちになるんだろう」と考えてこなかった。

Doulingoもやってるし、NHKラジオフランス語も聞いてるし、とオンラインレッスンから逃げて、誤魔化してきましたけど、でも今わたしの学びは「話すこと」を増やすべき段階にきている。

ここから一段上がるためにオンラインレッスンが必要だ。

頭の裏側ではわかっていたことと向き合って、やっと久しぶりに「予約」ボタンを押しました。


そして今朝レッスンをうけてきた結果、

ふぅ、次の予約どうしよう….気が進まない…

また振り出しに戻ってきました。どうしたもんかな…


これまで英語を学んでいる人が「オンラインレッスン受けたことあるけど全然続けられなくて」という話を何度も耳にしてきました。

✔️先生に申し訳なくていたたまれない気持ち

✔️できない自分と向き合う時間が苦痛

✔️緊張と変な汗でグッタリする疲れ

「やりたいけど、続けられないんです」

お金を払っているお客さん側を、こんな気持ちにさせているなんて許せない!と憤っていたのですが、なぜこんな状態になるのか、どうしたらいいのか、と考えたことがなかった。

今朝ゆっくりカフェラテを飲みながら考えを巡らせてみました。

まず、わたしが今朝のレッスンで感じたこと(文句ばかりですが…)

・わたしが一生懸命考えているとき別のことをやっている
  スクリーンの向こうとはいえ人って敏感ですよー

・爪を噛んでいる
  クセは人それぞれだけどレッスン中はやめてほしい

・カメラの角度を何度も変える
  準備してレッスンにのぞんでいない

・Bravoが聞いたことないくらい棒読み
  「褒める」が自動化している

リスペクトがないってことなのではないか、と思い至った。仕事に対するリスペクトか、わたしに対するリスペクトか、その両方か。

だってリスペクトがあれば、目の前の人が「話せない」っていたたまれない気持ちになったとき、ため息や「Non」って叩きのめすんじゃなくて、相手を押し上げるような言葉、態度、目線をおくりませんか?

爪を切って、カメラの角度を整えて、気持ちが目の前の人に100%向けられる状態でレッスンをしませんか?

「褒めるために褒める」のではなくて、目の前の人が頑張ったこと、できるようになったことを一緒に喜ぶ「Bravo!」が出てきませんか?

オンライン語学レッスンに挫折する理由:リスペクトがない OR 足りない

英語/フランス語が、できないから/話せないからじゃない。こちらは、できなからオンラインレッスンを受けて、できるようになりたいんです!


mutual respect: お互いに尊敬・尊重し合うこと
教えてもらう先生に対して敬意をもってレッスンを受ける。教える側も学ぶ人に敬意をもってレッスンにのぞむ。

わたしも「語学を教える側」にいることが多いけど、学ぶ人から受け取ることって本当に多い。1番大きいのは、語学を学ぶ人の「人生をより良いものにしたい」「幸せになりたい」って気持ち。そして、自分を変えることへの勇気。

目の前の人と向き合ったら、自然と敬愛の念が湧いてきます。そういう人と関われるって有難いし、そんな生き方にリスペクトを感じます。

だから、わたしもリスペクトし合えるフランス語の先生を探したいと思います。いつまで経っても「あーー、うーーー」って言葉が口から出てこなくても、そんな状態を一緒に味わって「できる」「頑張りたい」って思わせてくれる先生を見つけたい。








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