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[おそる おそる] でもOK : 声に出す英語のススメ
英語コーチ・日本語教師の 永木 れいか です。
外国語を身につけたい人にとって、学びのプロセスそのものが意義ある、楽しいものであって欲しい。その先に、自由でやりたいことのできる人生が広がる。そんな想いで外国語習得のサポートをしています。
普段はオンラインのマンツーマンで英語コーチングをしている私ですが、昨年9月から「もっと英語の輪をひろげたい」と思いセミナーを開催しています。
知り合いの人に声をかけたりと、小さなスタート。noteでの開催レポートは滞っていますが、月一ペースでやっています。
普段の1対1のセッションは、目の前の人に集中して、一歩一歩穏やかに静か進んでいく感じ。
セミナーは、ひと言でいうと、ダイナミック。1人のアイデアから思わぬ方向に発展したり、1人の質問に別の参加者さんが答えてくれたり。視野が広がるような、いつもと違う英語の楽しさを感じられる時間。
セミナーをするようになって気がついたことがあります。
それは、
老若男女、多くの人が英語を口にだすことにかなり大きな抵抗感を持っている。
ちなみに、わからないから何も言えないというわけではない。
「〇〇は英語でなんと言いますか?」などと英語知識を試しているのではなく、
「じゃあ声に出して言ってみましょう」と、リピートして欲しいときにも、声がでてこない。
周りをうかがい、おそるおそる…声を出してみようか…
そんな感じなのです。
普段、英語を使わない人が多いし、そういうものかしら。
で、どうするかというと。
もう一度、いいですね。
ではもう一度、そう その調子。
じゃあ、ゆっくり言ってみましょう。
今度はスピードを上げて。
ついでに、もう一度。
5回くらいリピートすると、喉が温まるのか声が出てくる。
ところが、次の文にすすむと、また同じことが…
おそるおそる、が戻ってくる。
私たちの世代の学校英語は、
先生が言っていることを「聞く」
先生が教えることを「習う」
英語を日本語に「訳す」
黙って授業を受けているのが無難。
外国語の授業なのに、とても静か。
「だから、英語を口に出すのに抵抗感があるのかも」
そんなことを思いました。
でも、わたし思うんです。
英語を口に出すって良いことづくめ
不慣れな言葉を、上手く言えると嬉しい。
不思議な楽しさがある。
何度も声に出すと体に染み込む感覚がある。
新しい言葉が自分のものになっていく。
英語を口に出すと小さいエネルギーがわく。
それが英語をやるガソリンになる。
言語は音が基本、ってどこかに書いてあった。
字がない言語はあっても、音がない言語はない。
基本って大事ですよね。
音、大事にしていきましょう。
英語をもっと口に出してみて。
[おそるおそる] でも、続けてみると
きっと楽しくなるから。