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2023年10月
友達の誕生日が迫っている日の夜。いつも寝ている二階ではなく一階で一人で、寝ていた。
いつもと違う環境にワクワクしながら目を閉じて寝ようとすると、何かの声が聞こえた気がした。
目を開けてみると、空中に悠君に似たピンク色の物体が浮いていた。
声の正体はそのピンク色の子らしい。
?「ねぇ、君はあたしのこと視えるの?」
レイカ「え、えっと、視えます」(小声)
?「そっか、じゃあ、あたしも仲間に入れてほしいな」
話によると数日の間私たちのことを見ていたらしい。
一緒にいることになると名前を決めないといけなくなる。
夜だし、めんどくさくなったから明日にしようと思った。
レイカ「とりあえず今日はここに居て。明日になったら名前決めるから」
?「はーい」
そうして不思議な気分のまま朝を迎えたのでした。
-朝-
?「ねぇ、あたしの名前は?」
レイカ「あ…」
まずい、完全に忘れていた。
レイカ(どうしよ…女の子らしい名前は…)
そう考えてたどり着いたのは、女の子のお祭り
-
レイカ(そうだ!雛祭りのひなだ!)
レイカ「ひな、なんてどう?」
ひな「ふーん、いいんじゃない?」
レイカ(よし!)
悠「漢字は?」
レイカ「えーと、漢字は…って悠君の声初めて聴いた!」
悠「そんなに驚くか?」
レイカ「そりゃあ驚くよ、なんせ約3カ月一緒に過ごした人の声初めて聴いたんだよ?」
悠「そんなことは置いといて…」
レイカ「置いといて…」
悠「漢字だよ、漢字!どうするよ?」
レイカ「緋想の緋に菜の花の菜でいいんじゃない?」
悠「決めてたんだ」
レイカ「今、考えた」
悠「へぇー」
レイカ「それで、緋菜ちゃんこの名前どう?」
緋菜「うん、すごく素敵な名前」
緋菜「ありがとう!」
この守護霊日記はまだまだ続く
緋菜より
この記事をお読みになっている皆さん、ありがとうございます。
ハートをつけてくれるだけでもレイカちゃんのモチベにつながっているので、お願いします。
私がここに来てから2年目。
私は基本レイカちゃんに勉強を教えたり、守護霊のみんなをまとめています。
この緋菜という名前もすごく気に入っていて、レイカちゃんから聞かされた時、うれしかったです。
色々なことがあって、レイカちゃんの思い出は、私たちの思い出でもあります。
守護霊は基本周りから視えないので人と話す機会があまりありません。
でも、レイカちゃんは定期的に話しかけてくれているので私は幸せです。
他にもレイカちゃんの守護霊はいるのでその子たちのことよろしくお願いします。