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調子に乗るとコケる。これまでの人生で何度も経験しながらも懲りずに繰り返してきたことの一つ。なぜ学習して二度と同じ過ちを冒さないように気を付けないのか、己の浅はかさにつくづく呆れる。
2005年の旗揚げ公演の成功に気を良くした僕は2年後にとんでもない大風呂敷を広げる。公演を観て、或いは出演者から話を聞いて、新たなメンバーが沢山スタジオに来てくれるようになり、きっとこの人数をもってすれば凄いことが出来るぞ!と有頂天になりとんでもない規模の公演を催すことにした。
改めて当時の映像を観てみても次々に大勢の出演者が出てくるナンバーばかりで圧巻というよりはとっちらかってどのナンバーにも愛着が持てない。でも当時はあれがやりたかったことなのだ。
人数とナンバー数が多すぎて明らかに指導も練習も足りていない部分が目につく。「やっつけ仕事」と言われても反論が出来ない代物が大半を占める中、意外なナンバーに「うーむ」と唸る。選曲と人選と構成に頭を悩ませた作品は一見地味だったり馬鹿馬鹿しかったりするもののジワリと心に残る。一方で、瞬発力に物言わせて作った作品は出演者の頑張りが裏目に出て痛々しい。何故、一歩引いて客観的に眺めてそれ相応の采配が振るえなかったのか、、、と自分を呪い殺したくなる。
そうは言うが17年も経っているので少々他人事。打ち上げでの暴言もずっと心に引っ掛かっていたがそれも吐き出さなければ今のスタンスにも辿り着けなかった布石として必要だった事なんだろうな、と思えるようになった。
そんな様々な感情が入り乱れる記念すべき第2回主宰公演も只今半分ぐらいYouTubeにアップしたので興味のある方は恐る恐るご覧頂きたい。
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