Reijiro Kaneko

身体を壊さないダンスを教える事を仕事にしています。趣味が高じて仕事にしちゃったので最近カメラを始めて趣味が出来て嬉しいおじさんです。

Reijiro Kaneko

身体を壊さないダンスを教える事を仕事にしています。趣味が高じて仕事にしちゃったので最近カメラを始めて趣味が出来て嬉しいおじさんです。

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10月・11月のstudio CASTスケジュール

🔵10月・11月のstudio CASTスケジュール レッスンに関するご予約・ご質問などは各種SNS(LINE、Instagram、Messengerなど)や下記のメールアドレスからお気軽にどうぞ castcontemporary@yahoo.co.jp ◉Basic Contemporary 10/2(水) 13:15〜15:45 Arty高田馬場 Ast 10/16(水) 13:15〜15:45 Arty高田馬場 Ast 10/30(水) 13:15〜15:45

    • 好きな画家三選

      美術には自慢じゃないが疎い。じゃあ何なら詳しいのよ?と聞かれると本が数冊書けるほど詳しいものなんて何もないのだが。 そんな僕が美術に興味を持ち自ら進んで展覧会に足を運ぶようになったのはお恥ずかしいが不惑を遙かに過ぎて50目前となった頃。予備知識がまるで無いので当時は瞬発力に任せて手当たり次第何でも観に出掛けた。様々な表現を観ていくうちに似たような画風の作家にときめく自分がいることに気付き、他人から尋ねられた時におずおずと「〇〇が好きです」と答えられるようになった。 共通し

      • 一流の平凡で在りたい

        ダンスが専門なのにダンスのことを殆ど書かないのは職務怠慢か、と反省してたまには書いてみようと思う。と言っても読者の皆さんのためになる内容ではないことは最初に言っておく。 人見知りで対人恐怖症だった人間が恥ずかしげもなく人前で踊ることを生業に選ぶとはこれいかに、と今でもずっと悶々としている。押し殺していた表現欲求が何らかのキッカケで開花し「ダンス最高!他人に観て貰うの快感!」となった訳だが内向的な性格は完全に淘汰されておらずセンターで堂々と主役を張り賞賛の拍手を浴びて陶酔する

        • 快晴ではない景色

          前回の記事で精通していない言語の音楽や歌詞の無い曲を好んで聴くと書いた。今回は僕のそんな偏執的なアンテナが向く音楽を列記してみたい。 リオオリンピックの閉会式でブルガリアンヴォイスによる君が代を披露した三宅純。余談だがこのアレンジを打診したのは椎名林檎だったという。ピナ・バウシュなどの舞台音楽を数多く手掛けているのは知っていたが数千ものCM曲を提供していたのは全く知らなかった。数年前に観たKAATでの凱旋コンサートは僕の中ではDavid Byrneの「American Ut

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        10月・11月のstudio CASTスケジュール

          説明書

          僕は説明書を読まずに製品を使い始めるタイプだ。 箱を開けたら直ぐに取り出してコンセントに繋ぎスイッチ類をカチャカチャ動かしていると大体の事は分かってくる。たまに挙動がおかしくなった時に初めて説明書を取り出して該当部分だけを読んで説明書はまた仕舞い込んでしまう。 要はロジカルに物事を判断するタイプではなく直感で生きているタイプであり、説明書という規則に縛られる事を嫌い何でもかんでも先ずは自分でやってみたいタイプ。 そんな僕が腰や肩を痛めて初めて身体の規則性というものに注目

          オリジナルイラストTシャツ販売開始

          お絵描きが楽しいと前の記事で書いたが、描き貯めてきたイラスト達のグッズ化を望む声が意外に多かったので調子に乗って先ずはTシャツをデザインしてみた。 販売に先駆けてテスト版をオーダーしあちこちのレッスンで着用してみたところ、「きゃーっ!そのTシャツ可愛いですねー!私も欲しいーっ!」と両手を上げて駆け寄ってくる方は稀で、レッスン中やレッスン後に小声で「ふふふ…売り出されたら教えてくださいね」と密談するタイプの方が殆ど。 そうだよなぁ、こんな人間を慕って集ってくださる皆さんだも

          オリジナルイラストTシャツ販売開始

          ピンチはチャンス!

          「整形外科」というものにかかったのはおそらく小学生の時に酷い捻挫をした以来かもしれない。 それほど長年ご縁が無かった訳だが今回の「五十肩」が日常生活だけではなく仕事に差し障りが出てきたのでとりあえずレントゲンだけでも撮ってみましょうと神頼みというよりは興味本位で最寄りのクリニックを訪れた。 レントゲンの結果は思いもよらぬものだった。 先生は「うーん、こりゃあ酷い…」と頭を抱えながら写真を見せてくれたのだが綺麗な球形であるはずの骨頭の一部がえぐれてしまっている。「最近何か

          ピンチはチャンス!

          万病の元

          職業柄ということもあり同世代と比較すると身体条件は悪くは無いと自負している。しかし増え続ける体重のせいで股関節に過剰な負担を掛けるようになり脚が90°以上上がらなくなってしまった怪我(一般人だったらそれでもまだ怪我とは認知されないであろう)の原因がハムストリングスの尋常では無い強張りに因るものだと解明されてからというもの椅子に置いたパワーポジションボールの上にハムストリングスを押し付けてゴリゴリ解すのが朝の日課になった。 きっとウォーキングやランニングを習慣としている人には

          偏愛

          iPad mini 6の購入の決め手になった動画がある。 Apple製品が大好きなガジェット系YouTuberの方の動画を少し前から楽しく拝見させて頂いていて、膨大なアーカイブスの中からiPad  miniを溺愛するが余り少々おかしなことになっている動画を何本か観て購入に踏み切った次第なのだが、スペックや老眼対策の面から検討すれば大型のiPadを購入すべきところを何故低スペックの型落ち製品を中古店で買おうと思ったのかの理由は彼の動画のせいなのである。 たかが工業製品である

          ただの「歌」

          ブラジル音楽に脳内洗浄された後は数年周期で訪れるフレンチポップブーム到来中。 キッカケはパリオリンピックの式典でフランスのシンガーやラッパーの熱唱を観たからかもしれないがだいぶ時間差で同じラテン語族のブラジル音楽にトリガーが外されてフレンチポップも無性に聴きたくなったようだ。 基本的にポール•モーリアのような(言い方は悪いが)安いドラマのクライマックスで流れるような分かりやすいメロディーが特徴であり、流石移民文化だなぁと感心するアフリカンやアラビックな香りが混入するのも今

          ただの「歌」

          色への渇望

          美術評論家や音楽評論家気取りの記事を書いたかと思えば嬉しそうにガジェット記事を書きながら痛む肩により現実に引き戻される初秋。 すっかりグルテンフリー生活も定着し誰が見ても痩せたと言われることにも慣れ仕事も順調。何の過不足も無く穏やかで充実した日々の中で、ふと足りていないものに気付く。 それは、色。 小学校低学年時に全力で描いた絵が父に全否定されたトラウマからなのかどうか今となってはどうでも良いのだが、現在の自分の絵画センスは悲しいことにお粗末極まりない。素敵な絵を素敵だ

          Clair de lune(Moonlight)

          ドビュッシーは実際には三つの「月の光」を作曲しているそうで、一番有名なこの「月の光」は元々「感傷的な遊歩道」というタイトルが付いていたのだとか。ドビュッシーが訪れたイタリア北部にあるベルガモ地方には、その地域に伝わる「ベルガマスカ」という舞踊があり、この曲が収められた全4曲構成のベルガマスク組曲の語源だろうという見解がなされている。また、「月の光」はポール・ヴェルレーヌが編んだ詩集『艶なる宴(Fêtes Galantes)』にある一遍の詩に因み、この詩集もまた、ジャン=アント

          Clair de lune(Moonlight)

          完全体への道

          iPad mini 6に乗り換えて早10日ほど経った。事前に散々色んなユーザーの動画などを研究しまくって必要な周辺機器はあらかた揃ったと思っていたら後から出るわ出るわ、あれも足りないこれも足りないと大騒ぎに。 まずは先代のiPad Airの最期の大仕事に導入されたUSB-C DACが崇高な遺物として残されていたので有り難くiPad  miniにも流用。音質はAirよりも上がったような気がするのは良かった事だが予期せぬデメリットが発覚。YouTuberの間でも盛んに言われてい

          完全体への道

          アルゴリズムは引き寄せる

          今日は再び音楽ネタ。 Apple Musicを徘徊しているとTower Recordなどの実店舗では到底探し切れないアーティストやアルバムにたまに遭遇する。「このアーティストを聴いているあなたにオススメ」と表示されるものを面倒臭がらずに一枚一枚丁寧に試聴していくと10枚に1枚ぐらいの割合でどうしてこんなものが関連で出てくるのかとビックリするようなものに行き当たる。 InstagramやAmazonのオススメで流れてくるものには辟易することが多いが音楽に関してはAIの恩恵を

          アルゴリズムは引き寄せる

          五十肩の進捗状況

          本業を疎かにしてガジェット愛だの敬愛するアーティスト愛に現を抜かしているとは思われたくないのでたまには身体の事を書いてみようと思う。 早速言い訳になってしまうが、我ながらキャッチ&リリース能力が異常に高いので学んだ事は即現場で試して受講者のレスポンスを見て余り効果が無いと思われたら即リリースしてしまってまた新たな有益情報をキャッチ出来るよう脳の隙間を開ける、という作業を日々猛スピードで行っているので一つ一つ書き記していくと膨大な量になってしまってとてもじゃないが追いつかない

          五十肩の進捗状況

          電話は電話

          2本続けてレビュー記事を書いてしまったので少々ネタ切れ。ということで今回は別の好きなもの、ガジェットネタをまた取り上げる。 ネットをチラチラ見ていると僕のようなApple製品後発隊は割と沢山お見かけして元々Appleなんて大嫌いだと豪語していたのにコロッと参ってしまった方が少なからずいらっしゃることにへぇ〜と思う。何を隠そう、僕もそんな一人。 携帯電話こそ普及し始めた頃からずっと使っているユーザーではあるが結局電話なんだし必要最低限の事が出来れば良いでしょ?と感じていたの

          電話は電話