スポーツにおける「審判さん」の存在。スポーツマンシップってなーに?


スポーツにおいて、「審判」の方の存在というものは唯一無二であると思います。

バスケットを始め、野球サッカーバレーボールetc...
さまざまなスポーツに審判さんはいらっしゃいます。

さぁ今回は、「審判さん」について着目して話していこうかなって思います。

先に言っときます。多分意見が割れます。

なので、あくまでも小池個人の意見ってことは覚えておいてください笑
それ以上もそれ以下もありませんので。笑

ぜひ、一読お願いします!


敵は審判さんではない。相手にある。


今回僕が何を話したいかというと

審判さんに抗議することは果たして正しいのか?というところです。

もちろん審判さんも人間なので、誤審することだってあります。

100%正確なジャッジができるかって言われると多分そうでもないです。

不服なジャッジに猛抗議するのか、切り替えてプレーするのか。どちらの方がスポーツマンシップに則っているのか。

インカレを見てても、やっぱり誤審に対して抗議をするプレイヤーも少なからず存在しています。

僕たちもリーグを通じて、1試合も審判さんに対して熱くなり抗議しなかったかと言われるとそうではありません。

僕自身も、1年の頃に比べると圧倒的に言わなくなりました。

だって、敵は審判さんではないですから。

そこに気づいてプレイできるかどうか。

今戦ってるのは、審判さんではないです。目の前の敵です。

両手を上げて、荒げた口調で言いよる選手は正直見てていい思いはしません。

バスケットプレイヤーである前に大学生です。
プロではないです。アマチュアなので。
そこはしっかり線引きできるようにならなければいけないところです。

プロは違う

ここで勘違いしてほしくないのは、プロ選手だからといって審判さんに対して好き勝手抗議をしていいわけではありません。

プロとアマの大きな違いは「お金」です。

毎週何千人というブースターの皆様がお金を払って試合を見てくださっている。

アウェイ戦でもどれだけ遠くても会場に足を運んでくださる。そんなファンの皆様の支え合ってクラブは成り立っていると思います。

なので、1点、1秒の争いが勝負の分かれ目になるプロリーグはやはり審判さんの誤審一つが命取りなのです。

なので抗議もします。リプレイだってあります。基本的に3umpireです。

勝利主義思考のあるプロリーグにおいて、やはりより正確なジャッジは求められるでしょう。

アマチュアと違って、かなりのお金が動きますし、選手の皆さんもそりゃ勝ちたいですしね笑

だからといって、煽ったりするのは違いますし
「いや、もっとクリーンにできるじゃん」って思うこともあります笑

もちろん行きすぎた言動は懲罰処分もなりますので、しっかりとした線引きがプロならではされているところだったりしますよね。

なので、Bリーグをはじめ、野球やサッカーなど、プロの世界において審判の質の向上は必要不可欠なんです。

抗議にも仕方はある

じゃあ本当に不服な場合はどうするの?という問題ですが。

僕は基本的にフリースロー、ハーフタイム、試合終了後に意見を聞きに行きます。

東海リーグは同じ審判さんが吹いてくださるケースも少なくないので、審判さんとのコミュニケーションはしっかりとるようにしています。

プレイヤー側の意見はむしろどんどん出したほうがいいと思っています。

厚かましいですが、審判さんには独自の線引きが存在するのでそこをちょっとでも意識を逸らしてもらうために審判さんとのコミュニケーションは大事だと思います。

実際何本か吹いてくださったこともあったので、割と審判さんと話すのは必要だと思ってます。

運が良ければ練習試合でもリーグとおんなじ審判さんが吹いてくれる場合もあるので、どんどん話しちゃいましょう!

ここで大事なのは、質問形式にすることです。

ただ頭ごなしに「ファールだろう!」と自分勝手に抗議をしても審判さんは聞く耳も持たないです。
むしろどんどん狙われてファールを吹かれる。なんてこともあるかもしれません。

「さっきの判定は疑問に思いました。」

こう伝えてみてはどうでしょう?

多分プレイヤー目線と審判目線ではジャッジが同じになることはなく、必ず違ってくるのでそこの意見交換はもちろんした方がいいです。

競技力の向上のみならず、伝え方、話し方のスキル向上にもなるんじゃないでしょうか?

スポーツが上手い選手ほど失敗から学びます。

学ぶために、直接助言を仰ぐことだって必要です。

自分はファールをしていなくても、審判さんから見ればファールかもしれません。

スラムダンクでも、魚住が審判への抗議でテクニカルを取られてしまい、ベンチに下がってしまうシーンもありました。

あのシーンでも、魚住はファールをしないように「立っていただけ」だったのでしょうが、審判さんから見れば「ファールに見えた」ので吹いたのでしょう。

審判さんが僕たちのプレーに合わせるのではなく、僕たちが審判さんの笛に合わせないといけません。

どの競技でも同じことは言えるのではないでしょうか。

結局のところ、全スポーツに共通して言えることは

審判さんがいないと試合にならない

ということですね。アマチュアなんて特にです。

学生バスケをやってて、審判さんに偉い口調聞いてるやつは必ず試合中に勝ち負けに直結するミスをしたりします。

そして、チームからも煙たがられ、自分勝手にプレーをしているんじゃないかなぁって思ってます。

自分勝手なプレーヤーはチームスポーツにおいていらないですし、いたとしてもそれはほんのひと握り。

ガチのスーパーエース級とかじゃないと自分勝手にプレーをすることをまず認められないでしょう。


徹底を徹底しろ!

けど、そういうスーパーエースを5人揃えると勝てなくなってしまうのがバスケットの面白いところです。

バスケットほど役割がはっきりしているスポーツはないと思います。

ですが共通して言えることは、自分の徹底することを徹底することです。

僕はこれを徹底の二乗と呼んでいます。

徹底することは誰でもできると思いますが、徹底を徹底することは意外と出来ない人の方が多いと思います。

スクリーンしかかけられないのであればスクリーンをひたすらユーザーにかけに行く。

シュートがないのなら、味方の裏方に徹する。

一つの大きな武器を存分に使うことができる選手は意外と脅威です。

シックスマンはその思考の選手が多い気がします。

ディフェンスから流れを作ってくる選手、シューターなどなど…

何か一つの武器を見つけ出し、ひたすら磨く。

そういう選手は強いです。なぜなら徹底して自分がやることを徹底しているからです。

審判さんにボールは手渡しする。渡すときは「お願いします」と一言添える。
あまり大学バスケではみない光景ですが、中学、高校のカテゴリーだとたまにみますね。

そういうバスケット以前のことを徹底できているチームは負けにくい印象があります。

チームづくりをする時にはバスケット以前のことから徹底させることも大事なのかもしれないですね。

では、今回はここまでです。ここまでみてくださった方。久しぶりで拙い文章でしたがありがとうございました。

次回もまた、書きたいなって思った時に書こうと思います。

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