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自分をご機嫌にする術を言葉にしておこう
自分で自分をご機嫌にするって大事。
もっというと、
自分をご機嫌にする術を言葉にしておくこと。
これは質よりも量の方が大事。
くだらないことでも小さなことでもいい。
むしろ、小さなことの方がいいかもしれない。
たとえば、
「コーヒー豆を挽いて淹れる」とか。
一杯のコーヒーを淹れるのに10分くらいかかるけど、すごく贅沢な時間を過ごしている気分になれる。
正直いうと、
コーヒーの味の違いがわかるわけではない。
だけど、わざわざコーヒーを淹れるのに、
ひと手間かけるのがいい。
どんな人でも、
いつもご機嫌でいられるわけじゃない。
落ち込むこともあるし、
不安になることもある。
イライラすることもあれば、
怖れを感じることもある。
感情は波のようなもので、
意識するしないに関わらず、
いろんな感情が流れて来る。
最近思うのは、
感情の流れには無理に逆らわない方がいいということ。
なるべくならネガティブな感情は避けたいと思うのは自然なことだけど、感情の波に逆らうのは自然じゃない。
大切なのは、
どんな感情でも一通り感じ切ったうえで、
ご機嫌な自分に戻れることだと思う。
そのためには、
自分で自分をご機嫌にできることが大事。
自分をご機嫌にすることを他人任せにしてしまうと、自分の機嫌は相手次第になってしまう。
人から褒められたり、
励まされたりするのはたしかに嬉しいけど、
いつもそうしてもらえるとは限らない。
「自分は何をするとご機嫌になれるのか?」
この答えをたくさん用意しておくのがいいと思う。
できれば頭の中だけで考えるよりも、
文字で書き出すのがおすすめ。
あえて言葉にすることで、
自分自身で再認識できるから。
たぶん自分の外に出すのが重要なんだと思う。
客観的になれるからかな。
頭の中で考えるって、
意外と考えていない。
どちらかというと、
考えたつもりで終わっちゃう。
最初に「コーヒー豆を挽いて淹れる」というのもそう。
頭の中で思うだけよりも、
確かにそうだなぁと自分の中で再認識できる。
よかったら試しに10個くらい書いてみてください。
ハーブティーを飲む
音楽を聴く
ボルダリングをする
散歩をする
旅行する
おいしいものを食べる
友だちと話す
本を読む
寝る
YouTubeを見る
自然の中に身を置く
絶景を見る
水の流れる音を聴く
車を運転する
具体的に書ければその方がいいかもしれないけど、あまり気にしなくてもいいと思う。
すぐにできるものもあれば、
なかなかできないものもある。
ちょっとだけご機嫌になるものもあれば、
すごくご機嫌になれるものもある。
そのときの気分によって、
やれることやれないこともある。
コーヒーを淹れるのはご機嫌になれるけど、
夜は眠れなくなる。
なので、数が大事。
今夜はハーブティーでも飲んで、
リラックスしようかな。