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一流の人から学べること

一流の人に会いに行こう。一流の人からは学べることがたくさんあります。その中でも特に学びになるのは、人に対する接し方だと思います。一流の人は良い人が多いです。

一流かどうかの判断は、たいていの場合、肩書きとか実績になると思います。会社を経営しているとか、ベストセラー作家であるとか、自分のビジネスを持っているとか。

一流の人は一流の人たちとつながっているものです。社長さんは社長さん同士でつながりがあるし、ベストセラー作家はベストセラー作家同士でつながっているものです。類は友を呼ぶといいますが、その通りだと思います。

ただ、ここでおもしろいのは、一流の人ほど相手の肩書きでおつき合いしているわけではないというところです。肩書きではなく、その人自身を見ているんです。どんなすごい肩書きや実績があっても、同じ人間であることには変わりない、そんなふうに一人ひとりを見ています。

人を肩書きで見るか、その人自身を見るか。これって実はかなり重要です。どのように見るかによって、その後の思考は大きく変わってくるからです。

肩書きで見ると、その人と比べてしまいます。そうすると、人間関係が上下の関係になってしまうんです。あの人は自分よりも売れているから価値がある、みたいな感じに。実際にすごい実績の人を尊敬することはすばらしいことです。ただ、自分よりも実績がある人は価値があるということは、自分よりも実績がない人は価値がないという見方につながります。

一方、肩書きや実績ではなくてその人自身を見ると、人間関係は横の関係になります。どんなに一流であっても、自分よりも実績があろうとなかろうと、人としては対等なんです。対等だったらタメ口で話していいのかというわけではなくて、どんな人でも同じ人間として大切に接しているんです。

今でこそだいぶマシにはなりましたが、僕はひねくれたモノの見方をする人間なので、一流の人の優しさは成功者の余裕に思えていました(苦笑)。成功してお金もゆとりもあるから、人に優しくできるんだと。

ただ、しばらくして気づいたのはそうではないということです。成功したから、肩書きに囚われずに人として見ることができるのではなく、人として接しているからこそ一流になったんです。因果関係が逆だったんですね。

そもそも、成功して余裕があるから人に優しくできるという、僕の見方こそが上下関係の見方です・・・

一流の人からは、テクニックもちろん学べると思いますが、それよりも在り方や人との接し方の方が学べると思います。こういうのって実際に会ってみて、同じ空間を共有しないとなかなかわからない。なので、一流の人に会いに行こう。

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