待ち合わせ場所で人を待つ幸せ
愛する人や友だちとの待ち合わせって、独特の幸せがあります。新幹線の改札口とか空港のターミナルとかで待ち合わせている人って、なんか良いですよね。
スマホを持ってウロウロしている人や、待ち合わせスポットでスマホをチェックしている人などいろんな人がいます。無事に再開している姿を見ると、あったかい気持ちになります。
待ち合わせって、相手と時間と場所を約束することです。約束の10分前には必ず着く人とか、いつも遅れて急ぎ足で向かう人とか、マイペースで遅れて来る人とか、いろんな人がいます。
待ち合わせの相手が大切な人であるほど、ワクワクが大きくなります。それと同時に同じくらいの不安を感じたりもします。ちゃんと時間通りに来てくれるかなとか、1日間違えてないかなとか、妙にドキドキしたりします。
不思議と待ち合わせの1時間くらい前からワクワクしてきます。もうすでに幸せは始まっているんですね。
人生はどんな人と出会うかで大きく変わります。生まれたところも違うし、年齢も離れているし、仕事も全然違う。そんな人同士がどこかで出会ったりするから、人生はおもしろいのかもしれません。
改めて考えると待ち合わせって興味深いです。誰かの人生と誰かの人生が、その時間にその場所で交わるって、実はすごいことだと思います。これは、ご縁としか言いようがないです。
世界には80億人もの人がいます。日本人だけでも、1億2,000万人います。人が一生涯で出会う人の数なんて、多く見積もってもせいぜい数万人ってところじゃないでしょうか。その中から、さらに友だちやパートナーといった深い関係になる人なんてほんのわずかです。出会うこと自体が奇跡的なことなんですね。
直接はお会いしていなくても、僕のこのnoteを読んでくださっているあなたとの出会いも、同じように奇跡的なことです。
そうすると、待ち合わせ場所で人を待つというのは、たしかに幸せなことなのかもしれないですね。