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承認欲求に振り回されないための考え方

「もっと認められたい」
「評価されたい」
そんな気持ちを抱えたことはありませんか?

いわゆる承認欲求というやつです。
承認欲求は誰もが持っている自然な感情です。

でも、それに振り回されすぎると、他人の評価ばかり気にして、自分らしく生きることが難しくなってしまいます。

今回は、承認欲求に振り回されないための考え方をお伝えします。

承認欲求は悪いものではない

まず知っておきたいのは、承認欲求そのものは決して悪いものではないということです。

「認められたい」という気持ちは、努力を続けるための動機になります。良好な人間関係を築くうえで大切なものだと思います。

しかし、これが過剰になると、他人の評価に一喜一憂して疲れてしまいます。何事も過剰なのは良くないみたいです。

大切なのは、承認欲求を否定するのではなく、コントロールすることです。

「他人の評価」と「自分の価値」を切り離す

承認欲求に振り回される人は、他人の評価を自分の価値と結びつけがちです。

例えば、SNSの「いいね」が少ないと、自分の発信に価値がないように思えてしまいます。noteにあんまり「スキ」がつかないと、自分の発信がイケてないと落ち込みます。

でも、それは本当でしょうか?

他人が評価しなかったからといって、それが「価値がない」ということにはなりません。そもそも「いいね」や「スキ」が評価というのも違うかもしれません。

他人の評価とは関係なく、「自分がやったことの価値」をしっかり見つめることが大切です。

「みんなに好かれるのは不可能」と知る

残念ながらどんなに頑張っても、すべての人に認められることはありません。

世の中にはさまざまな価値観を持つ人がいるので、自分に合わない人、理解してくれない人がいるのは当然のことです。あなたも理解できない人っていますよね。

すべての人に好かれようとすると、無理をして自分を変形させるしかないので、自分らしさがなくなってしまいます。

みんなから認めてもらうことはできません。
「この人には認められなくても仕方がない」と思うだけでも、心が軽くなります。

自分で自分を承認する

承認欲求を満たすには、他人に認めてもらうことだけではありません。むしろ、自分自身で「自分を認める」ことができれば、他人の評価に振り回されることも少なくなります。

最終的には自分で自分を認めることができないと、いくら他人に認めてもらえたとしても承認欲求は満たされないと思います。

今日頑張ったことを振り返って、自分に「よくやったね」と声をかけてあげましょう。結果を出せたら認めるのではなく、プロセスを認めてあげましょう。

こうした小さな自己承認って大事だと思います。
小さな承認を積み重ねていきましょう。

承認欲求を満たすことはゴールではない

「認められること」をゴールにするのではなく、「自分が納得できること」を大切にしましょう。人から認められることを目的にしてしまうことって、意外とあるかもしれません。

誰かに評価されるために発信するとか、人に好かれるために良いことをするとか、誰かが見ているときは、床に落ちているゴミを拾うけど、誰も見ていないときには素通りしてしまうとかってありませんか?

承認欲求を満たすことはゴールではありません。
ゴールにしてはダメです。

誰かに評価されるために発信するのではなくて、自分が伝えたいことがあるから発信する、人に好かれるためではなくて、自分がそうしたいからする。

こう考えられれば、他人の評価に左右されず、もっと自由に生きられるようになるかもしれません。

承認欲求と上手に付き合おう

承認欲求は誰にでもあります。
それ自体は悪いものではありません。

大切なのは、

  • 他人の評価と自分の価値を切り離すこと

  • すべての人に認められようとしないこと

  • 自分自身で自分を承認すること

  • 「認められること」ではなく、「自分が納得できること」を基準にすること

です。

承認欲求に振り回されることなく、自分らしく生きていきましょう。自分の価値は、他人が決めるものではなく、自分自身が認めるものです。そう思えたら、きっと心が軽くなるはずです。

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