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最高の幸せと最悪の不幸は紙一重
最高の幸せと最悪の不幸は紙一重です。最高の幸せがなくなった状態が、最悪の不幸になります。
その最たるものがパートナーシップではないでしょうか。パートナーシップの幸せは4段階あるそうです。
最高に幸せなのは、愛するパートナーがいる人生だといいます。これは多くの人が納得できると思います。2番目に幸せなのは、特にパートナーを求めずに1人で楽しく過ごしている人です。
そして3番目は、パートナーが欲しいと願いながらも相手が見つからず、シングルで過ごしている人になります。最後、最悪の不幸はパートナーがいるけど、険悪な関係になっている人です。
パートナーシップというのは、天国と地獄の両方をもたらす可能性があるものです。
本当は愛するパートナーシップを築きたいけれど、なかなかパートナーシップに踏み込めずに1人でいる人は、最悪の不幸になってしまうことを避けたいからかもしれません。
人は見ず知らずの人を大嫌いになることはできないものです。大嫌いな人というのは、よく知っている人だと思います。
人を好きになると、その人に対する期待も自然と大きくなっていきます。愛しているなら期待に応えてくれるはずだって思ってしまうものです。それじゃあいけないって思いつつも、そう思ってしまうのが人間ってものですよね。
期待が大きいと、その分期待が外れたときのショックも大きくなります。その期待外れが積もり積もっていくと、嫌いになっていくのかもしれません。
そこまで親密な関係でなければ、相手に対する期待はそこまで大きくなりません。そうすると、期待外れになったとしてもそこまでダメージは大きくないんですね。
最高の幸せと最悪の不幸は紙一重です。結婚は人生でも最大の幸せのひとつだと思います。同じように、離婚は最悪の不幸のひとつです。ただ、そこからまた新たな出会いがあったりするのが人生の不思議なところです。
人生は出会いと別れの繰り返しといいます。最愛の人との出会いは最高の幸せですが、その人との別れは最悪の不幸です。なので、最高の幸せがなければ、最悪の不幸は避けられるのかもしれません。
ただ、不幸を避けるために幸せを求めないのも寂しい人生だと思います。人生の目的は思い出つくりです。思い出というのは感情が大きく動いた出来事のことだと思います。
感情が大きく動いたというのは、ポジティブな方だけでなくて、ネガティブな方もです。思い出という意味では、最高の幸せも最悪の不幸も同じなのかもしれません。