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自分のために人に与えよう
人は自分にメリットがないと、その行動をしないそうです。世のため人のためといいますが、結局は自分のためになるからそれをします。
「成功の秘訣は与えることだ」っていいます。聞いたことがある人も多いと思います。これは自分を抑えて、とにかく相手に与えようというわけではありません。
こういう言葉も聞いたことありませんか?
「与えたものが返ってくる」
そうなんです。成功の秘訣は与えることっていうのは、与えたものが返ってくるからです。結局は与えた方が自分にメリットがあるんです。つまり、自分のために人に与えているんですね。
もしかしたらちょっと偽善的な感じがするかもしれません。
僕も、正直そういう気持ちになりました。「結局自分のことしか考えてないのよっ!」って。
ただ、ここでもし偽善的な感じがするのであれば、それは手放した方がいいかもしれません。そもそも自分の人生なんだから、自分のメリットを追い求めることは何も悪くないはずです。
それに「自分のことだけ」考えているわけではなくて、ちゃんと相手に与えようとしています。
もし偽善的な感じがしたのであれば、自分の欲求に蓋をしているのかもしれません。欲求というよりは欲望といってもいいかもしれません。
自分の心の奥深くに、本当は強い欲望があるのに、それを見ないフリして蓋をしているからこそ、純粋に自分のために行動する人に対していや〜な気持ちになるんです。
自分は欲しいと言わずに我慢しているのに、それを平気で求める人がいるとイラッとすると思います。自分がドーナツを我慢しているのに、目の前でドーナツを美味しそうに食べているのを見ると、首を絞めたくなるような感じでしょうか。
ただ、自分では我慢しているという自覚もないかもしれません。蓋をして感情を押し殺しているからです。だけど、蓋の隙間からたまに漏れ出すんですね。それが偽善的な感じの正体です。
もしかしたら、自分の欲望を押し殺して蓋をする方が、自分自身に対して偽善的かもしれません。
もっと自分をいちばんに考えていいと思います。自分の人生なので。
自分の欲しいものを欲しいと言ってしまいましょう。欲しかったらそれを追い求めましょう。そうやって自分の欲望を解放していくと、自分の欲しいものがどんどん浮かんできます。
欲望はエネルギーです。
自分の欲しいものを手にするための行動のパワーになります。
自分のために人に与えましょう。
それで全然OKです。
人に与えるのは自分のためです。