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書くことって絞り出せば意外と出ます

noteを毎日書こうと決めたとき「僕の中にそんなに書くことなんてあるのかな?」そう思いました。実際に書き始めると、やっぱりすぐに書くことがなくなりました。どうやら僕の中にはそんなに書くことはないみたいです(笑)

だけど、今日現在noteを始めてから1年以上経ちますが、それでも毎日書き続けています。おもしろいことに、今でも書くことが思い浮かばずに頭を悩ませてばかりです。よくよく考えると不思議なものですね。

書きたいことがあるから書くときももちろんありますが、書き始めるから書きたいことが思いつくこともいっぱいあります。

自分の中にある書きたいことって、ハードディスクの中にずっと保存されているようなものではなくて、どちらかというとメモリに一時的に保存されているようなものなのかもしれません。noteに文字として書き出しておかないと忘れて消えてしまいます。

人は思考しないということはなかなかできません。「何も考えないで」って言われても、何かしら考えてしまうのが人間というものです。だからこそ、頭の中を真っ白にする瞑想や禅が流行っているのだと思います。

頭の中は常に何かしら考えているのであれば、それを文字に起こせば、毎日書くのは決して不可能ではないはずです。とはいえ、頭の中で考えていることを文字にするのはなかなか大変です。

コツは絞り出すことだと思います。絞り出せば出てきます。もう無理、もう出ない。そう思ってもそこから無理やり絞り出すと意外と出てくるものです。

歯磨き粉のチューブも、もう出ないと思ったところからが勝負ですよね。チューブをぐるぐる巻きにして絞り出せば、あと2〜3回分くらいは使えます。

絞り出すのってなかなか大変です。負荷がかかりますよね。成長は痛みを伴うものも多いので、ときには必要なのかもしれません。

限界は超えてみたときにはじめてわかるって聞いたことがあります。「もう限界かも?」って思ったとしても、そこが限界かどうかはわかりません。もう一歩踏み出してみれば踏み出せたりします。ということはそこは限界ではないということです。

では、本当の限界はどこにあるのかというと、さらにもう一歩ずつ踏み出してみて限界を超えたときです。そのときはじめてその手前が限界だったと気づけるのです。

書くことが思いつかないときでも、絞り出せば意外と出てきます。きっとそうやって絞り出していくうちに思考も洗練されてくるのかなと思います。書くってやっぱり楽しい。

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