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お昼休みのメンターの行動から学んだこと
昨日は、メンターである本田健さんのセミナーでした。セミナー中の話しはもちろん学びになりましたが、いちばん感動したのは、お昼休みの健さんの行動でした。
こういうふうに考えるんだなぁって、すごくびっくりしたんです。
お昼ごはんはお弁当でした。そのお弁当箱がすごく良くできていたんです。化粧箱のような感じで、しっかりしているし、とても使い捨てとは思えない感じです。
そうしたら、お弁当を食べ終わった健さんが、「このお弁当箱すごくいいね。捨てるのはもったいない」と言いました。
さらに、「和風なデザインだから海外の人にプレゼントしたら、めっちゃ喜ばれるよ」と言って、中の食材がくっついていたビニールを捨てて、ウエットティッシュで拭き始めました。
そして、綺麗になったお弁当箱を僕らに見せながら、「ほら、良くない?小物を入れるのに使えるよ」と言って、お弁当箱を持ち帰りました。
この一連の健さんの行動を見ていてすごいなぁって思ったんです。たしかにお弁当箱は良くできているし、デザインも日本風で海外の人に喜んでもらえそう。
だけど、お弁当箱ですよ?それをプレゼントしようって普通は思わないですよね。その発想というか、どこまでも誰かを喜ばせようとする姿勢に感動しました。
僕はお弁当箱を持ち帰ってプレゼントなんて発想は浮かばないです。仮に昨日の健さんと同じように誰かにお弁当箱をプレゼントしようとすると、いくら綺麗にしたからといってもお弁当箱ですからね。
嫌がられたらどうしようとか、そんなことを思ってしまいそうです。
ここで気づいたんです。あぁ、僕は自分がどう見られるかとか、嫌われたくないとか、自分のことばかひ考えているんだなぁと。
健さんは自分がどう思われるかかは考えていないんです。ただ、お弁当箱が素敵だからプレゼントしたら喜んでくれるかもって、相手のことばかりなんです。
たしかにお弁当箱のデザインが素敵でしっかりしているから誰かにプレゼントしようとは、普通の人は思わないです。
だけど、そういう普通の人はやらないようなことをやるからこそ、世界的に活躍できる人になれたのかもしれません。
お弁当箱を綺麗に拭いて持ち帰って誰かにプレゼントするって、お金はまったくかからないことです。やろうと思えば誰でもできることです。それを健さんはやって、僕はやらなかった。
もちろんやらなきゃいけないわけではないんですが、こういう些細なところに、成功の鍵はあるのかもしれません。